前回は、仕事受注のための外部環境の話をしました。
今回は、継続していくためのポイントをお話しします。
これはあくまでも私のやり方、考え方です。取り巻く環境や、仕事に関する考え方、保有しているスキルによっても違ってきますので、一つの例として参照してください。
まず、ファーストステージでは、がむしゃらに色々な事に、取り組むと言うことです。こんな私でも最初の2~3年は、値段に関係なく発注いただいた仕事を出来るだけ受けました。その中で自分に合った仕事、自分が適正と考える進め方、受注業務の価格を見つけてきました。
最初から選り好みは避け、まずは経験と実績です。受けた仕事を価格以上で納品することで、信用が積み上がってくるのです。
ファーストステージで発注いただいた、経営者、行政や金融機関の事業の担当者には、感謝の気持ちが必要です。実績経験のない状態の自分に発注いただくことは、発注側からもしてもリスクだからです。
営業も必要な時もあるかもしれませんが、大切なのは、受けた仕事を「期待以上の品質で、期日通りに納品すること」です。仕事を確実にすることが最高の営業です。
例えば、経営計画作成を支援し、企業にとり債権者である金融機関の前で発表する「債権者会議」に出席したとします。5つの銀行から10人の銀行員が参加していたら、経営計画発表のプレゼンは、意図せずとも10人の見込み客に対する営業になります。
もしできの良い計画とプレゼンだったなら、会議終了後、参加している銀行員から「実は当行も相談したい案件がありまして・・・」。となるかもしれません。
そして、がむしゃらに発注いただいた仕事を納品していきながら、一方では自分にあった仕事、相性が良い経営者のタイプ、仕事の進め方を模索していく必要があります。徐々に自分の色を出していきます。
実績・経験が出来てくると、経営者との相性や、成果が出る仕事の種類も分かってきます。残念ながら、成果が出ない案件に長々とお付き合いするほど、お互いの時間、コストを浪費することはありません。紹介者や依頼者に迷惑をかけることになります。お受けするかどうかの最初の見極めが大切になります。
継続するためのポイントは、まずは仕事を受注すること(その方法は、自分で、もがいて探していくしかないです)、そして受けた仕事で期待される成果を上回る結果を出すこと、信用を上げることで依頼されるステージに自分の価値をもっていく。この繰り返しで少しづつ上がっていきます。
そのためには、時間がかかります。苦しい時を堪え忍ぶ我慢も必要です。現実は、夢や希望ばかりのそんなに甘いものではないのです。
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