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中小企業診断士を取り巻く環境について、SWOT分析する。

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年が明けて、春が近づくこの時期。

中小企業診断士資格合格を受け、実務実習の段取りを進めている方も多いでしょう。

順調に実務実習をクリアすれば、4月にはいよいよ資格登録が完了します。

独立して資格を活用して事業をしていく方、企業内で資格を活用して貢献してく方、、、。今後色々なパターンが出てくると思います。

そんな皆さんにとって興味深いのが、中小企業診断士を取り巻く環境は今どうなっているか、果たして資格を取得して有効活用できるのか、とういうことでしょう。

そこで、私自身の思考を整理する意味でも、現在の中小企業診断士(特にプロコンを目指す人)を取り巻く環境を、独断と偏見?で考えてみたいと思います。

①強み
☑ 経営について、財務、マーケティング、IT、人事・組織、生産管理、と幅広い知識を保有している
☑ 公的に認められているコンサルティング資格で、金融機関や行政機関からの知名度が高い
☑ プロコンは、開業にあたり大きな投資を必要としない、ランニングコストもあまりかからない
☑ コミュニケーション能力が必要な資格であり、AI時代に強い資格と考えられている

【強みの補足説明】
経営について、幅広い分野で相談に乗れることは強いでしょう。金融機関や行政からは知名度があり、頼りにされます。初期投資や維持コストも少なく済むため、「独立初期の難局を比較的我慢できる業種」と言えるでしょう。

②弱み
☑ 他の士業と比較して業法で守られた独占業務を持たないため、依頼者が何を頼んで良いか分からない
☑ メインターゲット中小企業経営者からの認知度が低い
☑ 提供サービスが目に見えにくいため、初期は特にコンサルフィーをもらうことに苦戦する

【弱みの補足説明】
残念ながら、まだまだ中小企業経営者に対して認知度が低く、コンサルフィーをどうやってもらっていくかに、最初は苦戦します(私も苦戦して、色々試行錯誤しました。今もしてますけど)。

③事業機会
☑ 金融機関や行政機関からパートナーとして期待されている
☑ 中小企業に幹部人材が不足している
☑ AI時代の到来で、AIが代替しづらいコミュニケーション能力の重要性が高まっている
☑ ネット環境が整い、全国の経営者と繋がることが可能になっている
☑ 事業性評価機運の高まり

【事業機会の補足】
活躍できるフィールドはたくさんあります。例えば、事業承継、後継者育成、新事業展開支援、融資や補助金などの資金調達支援、BCP、経営改善支援、などです。経営者と直接つながる方法のほかに、金融機関や行政機関と連携する方法も有効でしょう。

④脅威
☑ 税理士や公認会計士などの財務系が、コンサル業界への進出を強化している
☑ 金融機関が社内にコンサル部門を設立し、コンサル業務に力を入れている
☑ 組織力や信用力の高い行政系経営支援組織が顧客から支持を受けている
☑ 地方経済が縮小しており、活気を失いつつある

【脅威の補足説明】
他業態コンサルとの競合が脅威となります。特に金融機関と行政機関は、あるときはパートナーであり、あるときは競合にもなるため、距離感に対して、戦略的な取り組みが必要となります。

まだまだあると思いますが、以上簡単に中小企業診断士を取り巻く環境について考えてみました。

プロコンを8年やっていて感じるのは、確かに脅威や弱みを上げればきりがないですが、工夫すればやり方はいくらでもある、ということです。

中小企業診断士も一事業者です。

現状に甘んじることなく、日々試行錯誤し、一歩ずつ前進していくことが必要だ、と考えるのです。

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