自分が今までプロコンをやってきたり、周りを見たりして、感じたことをお話しします。
勝手に自分が思っているだけなので、意見の一つとして参考にしていただくと幸いです。
周りの環境があってこその自分なので、周りに感謝することは大前提です。それ以外の戦略的な話です。
まず、1年目は何も分からず、がむしゃらでしょう。
どんな仕事が自分に向いているのか、どんな仕事が顧客に評価されるのか、だれを参考にすればいいのか、どんなスタイルで進めばいいのか、、、。何もわからないまま、走り出します。
この時点で、自分の得意分野が分かっていたり、顧客が何を求めているのか知っている人は、少ないのではないでしょうか。
だからまずは、よっぽどひどい話や相手以外、来た仕事をがむしゃらに、こなしていくことです。
実績がないうちは、価格や条件など、こちらから提案できる余地は少ないです。まずは実績と経験です。
ご自分だったら、実績や経験がない診断士に仕事を頼みますか?繰り返しますが、実績と経験です。
そこで心がけたいのは、成果物の品質と納期です。忙しいから案件が多いからと、やっつけでやると、逆効果です。次から依頼は来ないでしょう。
法令で守られた他の士業とは違い、診断士は独占業務を持ちません。
では何で、勝負しますか?定型フォーマットではなく、相談企業の実情に合ってカスタマイズされた、成果物の品質でしょう。
今、他の士業が、診断士の得意分野に参入してきています。事業計画策定や資金調達支援などです。
独占業務を持たない診断士は、他の士業と差別化するために、成果物の品質に「こだわり」を持つべきです。楽しようと思ってはいけません。職人のこだわりが必要です。
成果物は、ずっと納品場所に残ります。その成果物の品質が高ければ、最高の営業道具となるのです。
お話ししたように、1年目は、品質と納期に注意しながら、がむしゃらに仕事をこなし、実績と経験を積んでいきます。選んでいる場合ではありません。
次回は、3年目までに心がけたいことをお話しします。
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