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【代表挨拶】開業11周年を迎えるにあたって ~12年目の展望~

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当事務所は、来たる4月1日をもって、開業11周年を迎えます。

毎年この時期には、今後1年間の展望を当ブログで発信しています。

達成できたこと、未達となっていること様々ですが、自分の今までの活動を振り返り、今後の道筋を見つけていくために、一つのけじめ行事となっています。

今年は、今後の展望について焦点をあて、お話しします。

少しお付き合いください。

令和4年3月26日  中小企業診断士 和田健一

DXの進め方

今ちまたでは、DXが盛んに叫ばれております。

新聞記事によると、上場企業社長の約90%が、『今後の事業継続ために「DX」が必要』とアンケートで回答しています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、

企業が外部エコシステム(顧客、市場)の破壊的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンス(経験、体験)の変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること  ≪ウィキペディアより≫

と定義されています。

なにか小難しいですが、『IT活用により自社の事業を革新して、新たな市場、顧客を作り出すこと』と、私は解釈しています。

当事務所が属するコンサル業界も、コロナ禍において、直接面談が難しくなっています。

そのためDXが必要です。

当事務所におけるDXは以下です。何も最近新しく始めたことではなりません。

 

✔ ホームページ運営

✔ ブログ発信

✔ メールマガジン

✔ Facebook法人ページ

✔ Zoom活用のオンライン面談

 

これら今までやってきたことを、今年はより充実させていこう、と考えています。

上記の様な取り組みは、一朝一夕には成果が出ません。情熱と粘り強さをもって、正しい方向性で継続してはじめて成果に結びつくものです。

例えば、ブログ記事のアクセスを解析し記事をリライトしたり、メルマガ内容のアンケートを取って発信テーマを充実させたり、これらは即効性はない、地道な活動になります。

ただ、経験上、方向性は正しいと確信しているので、中長期的には効果的であり、続けていきます。

まだまだ期待している十分な成果が得られている、とは言えませんが、引き続きコンテンツをアップデートさせていきます。

 

営業エリアを県外に広める

強い気持ちを持って進めていきたいのは、愛媛県外への事業展開です。

開業して11年間は、地域密着コンサルとして、愛媛県内の中小企業支援を中心に事業を行ってきました。

引き続き愛媛県内の支援も大切にしながら、全国へも打って出ます。

コロナ禍でプラス面を挙げるとしたら、コンサルティングにおいて、リモート活用の道が拓けたことです。

このことで、距離・時間の制約が少なくなりました。

Zoom活用なら、全国の中小企業経営者にコンサルティング提供ができます。

また今年は、コンサルティングの入り口としてのセミナー講演も、積極的に取り組んでいきます。

セミナー講演のメニュー・題材はストックされているので、全国への横展開を進めていこうと考えています。

セミナー受注のための営業活動も開始しました。

 

診断士勉強会の充実

10年続けてきた診断士勉強会を、今年も5月から(こちら)開催します。

リモート形式で行うため、現時点で全国各地から現時点で9名の現役診断士の参加があります。

当勉強会は、知識のアップデートとコンサル知見獲得を目的としています。

短期的なメリットを追求するものではありません。

長い付き合いを視野に入れた、中長期的な成果を目指します。

ただ、リモートだと、参加メンバー各々のスキルが、お互い十分に把握できない可能性もあります。

信頼関係をベースにした相乗効果を高めていくために、メンバー間で得意分野やニーズについて、情報共有できる仕組みが必要かもしれません。今後検討していきます。

 

中心とする支援業務

コロナ禍で、中小企業は、目先の資金繰りや補助金申請などに、注力しています。

そのため、私が開業以来業務の中心としてきた、将来を見据えた事業計画策定の業務が、ここ2年間減少傾向にありました。

現在、コロナ長期化の中で、全国的に中小企業は、過剰債務が問題になっています。

また、ウィズコロナ時代の新しい事業展開も必要になっています。

その時必要になるのは、ポイントを的確についた、実現性の高い将来事業計画、将来展望を導き出す経営診断です。

経営改善計画、事業再建計画、中期経営計画、事業承継計画、経営診断報告書。

引き続き、これら計画策定支援、経営診断を業務の中心として、業務を進めていきたいと思います。

事業計画や経営診断は手段で、目的は事業の改善・再建・成長・継続です。

事業計画、経営診断を策定支援した中小企業が、将来展望を描き、事業継続が可能となるような支援の姿が望ましいです。

計画策定後の実行支援も、引き続き注力して参ります。

 

まとめ

以上、今後の展望についてお話ししてきました。

支援メニューは、従来からの得意分野の事業計画策定、経営診断で、営業エリアは愛媛県外の新しい市場を開拓していく。

戦略としては、セミナー、DXを積極活用していく。

勉強会を通じて信頼できる診断士との連携を深め、お互いの得意分野で相乗効果を発揮し、ターゲットである中小企業者のニーズに的確に応えていく。

これが現時点、当事務所の今年の展望です。

 

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