セミナー講師の仕事をメインにしているわけではない(本業は経営者向けコンサルティング)のですが、それでも時々依頼をいただきます。
昨年は、コロナの影響か、依頼がありませんでした。主催者側もセミナーどころではなかったという事情があります。
今年も前半戦は、依頼がなかったのですが、後半戦に入り、3件の依頼をいただきました。
1つは、先月(8月)終了したのですが、金融機関の若手職員向けセミナー。
コロナ禍で悩んでいる中小企業の事例を活用して、受講者とディスカッション方式で、課題解決策について意見を出し合います。
受講者は、本店の職員は対面、支店の職員はリモート参加。ハイブリット方式で開催しました。
受講者の反応も良く、折角事例を作ったこともあり、同じ形で横展開できるように、パッケージ化しました。こちら
2つ目は、来週(9月第4週)開催するのですが、若手・中堅経営者のグループ向け。
今まさに段取りを最終取りまとめしているですが、セミナー名は「コロナ共生時代の中小企業財務戦略」。
コロナ禍において中小企業の財務はどのように変化したのか、そして今後経営者は自社財務強化のため何を準備しておくべきか、についてお話しする予定です。
受講者である経営者の方々には、手元に自社の決算書をご準備いただきます。
私の話を自社の決算書と突き合せながら聞いていただくことで、より実践的な講義形式にします。
フルリモート形式で、私は松山の事務所からZoom参加します。
3つ目は、来年早々の開催予定ですが、県外の公的中小企業支援機関から依頼をいただきました。
私が得意とする「銀行交渉力強化」がテーマで、中小企業経営者向けのセミナーです。
来年開催なので、これから内容を作り込んでいきます。こちらもフルリモート開催です。
このように、3つのセミナーの依頼をいただいたのですが、共通するのは「リモートである」ということです。
コロナ禍において、コンサルタント業もこのように仕事のやり方が変わりました。
ピンチのように見えて、実はチャンスでもあります。
なぜならリモート開催は、場所と移動時間の制約を受けないから、です。
今までは事務所が愛媛県松山市であるから、地方というハンデがありました。
これからは、距離も移動時間も気にせず(依頼さえあれば)、コンサルティングやセミナー講師の仕事ができます。事業の幅が広がる可能性があるのです。
セミナー仕事は、準備に時間がかかります。2時間話すためには、10倍の準備時間が必要になります。
効率からすれば良くないのですが、それでも依頼をいただければお受けすることが多いのは、
①受講者、主催者色々な方との出会いがあり、受講者の考え方や悩みごとに接することで、自分の幅が広がるから
②セミナー準備にあたり、その分野を深堀して調査したり、考え方をまとめることで、自分のコンサルティング能力アップにつながるから(人前で話すためにはそれ相応の自己研鑽が必要になります)
もちろん商売ですから受講者満足が第一ですが、自分の能力向上のためでもあるのです。
自分がしっかり準備して充実した話ができたと感じたなら、おそらく自然と受講者満足もついてきます。
私はそのようにセミナー講師の仕事について考えています。
さぁ、もうひと踏ん張り、来週の講義に向けて最終準備に取り掛かりますよー!
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