ユダヤ人はビジネスに長けている人が多いです。
フェイスブック創始者のマーク・ザッカ―バーグ、グーグル創業者のラリー・ペイジ、投資家のジョージ・ソロス、映画監督のスピルバーグ、FRBのバーナンキ議長、ビジネスマンではありませんが、アインシュタイン、その他まだまだそうそうたるメンバーがユダヤ人にはいます。
なぜ、世界的に人口の少ないユダヤ人にこんなにもビジネス成功者が多いのでしょうか。その答えを解き明かしてくれる本が、石角完爾氏の『ユダヤ人成功哲学「タルムード」金言集』です。「タルムード」とは、1冊400ページからなる合計30冊にもおよぶ古代ユダヤからの成功哲学集です。そこには数千年前からのあらゆる事柄についての色々な規範と、それに関する詳細な議論のすべてが記載されています。
ユダヤ人はこの「タルムード」に、親が子供に読み聞かせることを通じて、幼少時代から触れています。事あるごとに母親は、タルムードの内容について子供に問いかけます。「あなたならどうする?」こうして徹底的に考えることの重要性について植え付けられます。
そのタルムードの中に「成功する秘訣」として、『魔法のザクロの話』が紹介されています。長くなるので詳細は割愛します。興味のある方は是非読んでみてください。こちら
結果、その魔法のザクロの話で何が言いたいかというと「自己犠牲失くして成功はない。」ということです。例えば皆さんが手に入れたいものがあるとします。ここでは『創業して成功すること』を手に入れたいと仮定しましょう。ではそのために、「何を犠牲にするか」をまず決めなくてはなりません。
ここでは順番が非常に大切です。成功が見えてきた時点で犠牲を払うのではありません。まず重要なものを捨てる、その結果、代償として成功が得られるのです。犠牲は例えば自分の趣味の時間であったり、楽しい飲み会の時間かも知れません。もしかすると家族との団欒の時間かも知れません。
ちなみにイチロー選手は、小学生のころから将来プロ野球選手になるために、友達と遊ぶ時間を犠牲にして練習を重ねてきたそうです。あなたは成功するためにどんな犠牲を払いますか?「魔法のザクロの話」はこんなことを考えさせられる話です。
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