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コンサル活動8年間を振り返ってみた。

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当事務所も今年の4月をもって、8周年を迎えました。

その期間、様々な方との出会いがあり、お世話になったことは数え切れません。

先日お世話になった方を思い出していると、軽く両手を超えていました。正確には分かりませんが、30人以上はいるような気がします。

この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。

さて、毎年開業記念のこの時期、振り返りを行います。

今回は自分の頭を整理するため、(まだまだの部分は多々ありますが)創業してから8年間、現時点で事業を続けられている要因について、考えてみました。

一つのハードルは、起業して3年の壁を越えられるかどうか、だと思います。

=== 中小企業診断士の資格を活用して、コンサル業に参入できたこと ===

まず業種がコンサル業だったことがあると思います。

コンサル業は、初期投資もあまり必要ありませんし、在庫も必要ありません。固定費を中心とした維持費も少なく済みます。

一人でも事業をできるので、人件費も不要です。商品は自分です。

資金繰りで困ることが、他の業種に比較して少ないのです。

その分、売っている商品が目に見えにくいので、売上を立てていくのは難しく、そこは工夫が必要になります。

またコンサル業は、自分の得意分野である金融知識を活用できるのも、プラス面です。「金融のことも経営のことも両方分かるコンサルタント」をコンセプトに打ち出しています。

=== 活動エリアを、愛媛県を中心とした地域密着コンサルとして活動していること ===

事業エリア・商圏は、今のところ、愛媛県内です(今後は瀬戸内エリアぐらいには広げたいのですが)。

特に私が居住地と事務所を置く松山市は、気候は温暖で、街はコンパクトにまとまっており、人も温和なため、とても住みやすく働きやすいところです。

地域密着の良い点は、移動時間が短いことです。

交通費も少なく済みますし、何よりコンサルは、自分の時間が一番のコストです。

通勤も短い時間でできるため、規則正しい生活ができて、業務の流れもつかみやすいです。

地域密着コンサルは、信用が大切です。信用と実績がついてくれば、エリアが狭い分、口コミやリピートが発生しやすくなります。

逆に、手を抜いたり、約束を反故にしたり、いい加減なことをしていると、すぐ悪いうわさが広まり、地域で活動できなくなります。その点は十分に気を付ける必要があります。

ただ、将来的にはもう少しエリアを広げていきたい気持ちはあります。

=== 身の丈にあった活動を続けること ===

あと気をつけているのは、身の丈にあった活動を行うことです。

事業内容認知拡大、連携先を探すための情報発信は行います。

ただ、自分を過大に見せたり、派手な生活をすることは慎みました。

派手なことをしていると、色々な落とし穴があります。

見る人はきちんと見ています。地道に信用を積み上げていくことに注意しています。

やるべきことは実施して、我慢することは我慢する。まだまだ修行中ですが。

企業支援をしていて感じるのは、中小企業の場合、経営が悪化して残念な結果になるのは、多くが過大な借入をしたり、無理な投資をしたり、派手な生活をしたり、「身の丈に合った事業をしていないこと」が原因としてあります。

私も中小企業者ですから、身の丈から外れないよう、意思決定ノートで判断を振り返り反省したり、案件が受注に至った経緯などを見直したりしています。

=== 一人で事業をしていること ===

賛否両論あると思いますが、現時点で、社員やパートは雇用していません。

コンサル業は、人件費として固定費を抱えてしまうと、色々な弊害が出る気がします。

売上を立てるために無理な受注に走ったり、自分の得意でない分野に手を出したり、強引な営業をかけたり。

地域でこれをしていると、信用を失うかもしれません。

人材管理業務も増えて気苦労が増えるため、雇用は私には向いてない気がします。

どうしても人手が必要な時は、外部連携に頼りたいと思います。そのための信頼できる連携先探しは、今後も続けていきます。

一人で事業をしていると、できる範囲が限られる分、現時点では受注した仕事は、出来る限り自分が関わるようにしています。

=== 元の勤務先との付き合い方 ===

一番気を付けたのは、前の勤務先との距離感です。

退職してしばらくは、いくら勤務中に親しくしていた元同僚でも、距離を置くようにしました。相手に迷惑が掛かりますし、退職した人間が近づいてきても、面白いはずがありません。

「困ったら、何でも相談にきてくれ」と、もし言われても、額面通りに受け取ってはいけません。我慢が必要です。

興味深いのは、3年ぐらいして信用と実績が少しづつ出来てくると、元の勤務先の上司・先輩や同僚、後輩から、声がかかりだすということです。

ポイントは、「こちらからのお願いではなく、相手から声をかけてもらい、依頼に応えること」です。依頼に誠実に応えて満足してもらうと、リピートになります。

考えてみれば、元の上司・先輩・同僚・後輩は、自分の仕事ぶり、人格をよく知っています(逆に悪い評判もすぐ回ります)。

ただ、起業当初は様子を見ているのです。きちんとやっているのを知ってもらえれば、これほど心強い援軍はありません。

コンサル業の場合、この期間がだいたい3年~5年ぐらいです。

今でもそうですが、元の勤務先に頼りかからないよう、逆に頼りになる存在になるよう、注意しています。

以上、ここまで、8年間のコンサル活動を振り返ってみました。

続いている要因は、①コンサル業で起業したこと②地域密着活動③身の丈に注意④1人で事業⑤前の勤務先との距離感、と自分では分析しました。

これは私のケースです。

事業は何でもそうですが、自分の得意な方法、置かれている環境によって、やり方は千差万別です。

大事なのは、「時間をかけて自分のやり方を見つけて、試行錯誤しながら、改善を続けること」だと、私は感じるのです。

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