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銀行と経営者の決算書の見方の違い

経営者と一緒に、事業計画の進捗報告で銀行回りをすることがある。

売上が増加していない時、社長の顔色は、さえない。ところが銀行に行くと、担当者から業績(決算書)について、思わぬ評価を受けることがある。「社長、頑張っていますね!」社長は困惑顔だ。

銀行が評価したのは、利益幅が上がっている部分だ。利益の向上は、人件費や経費などのコストカットや、仕入額の削減を実行した場合に、数字として表れるケースが多い。

通常経営者は、売上を重視する。売上を頑張った結果、利益が残る。どのように販売量を上げていくか、顧客数を増やすためにはどうしたらよいか。いつも頭を悩ませている。

銀行の見方は違う。決算書の提出を受けると、まず利益から確認する。売上が増加していても、赤字であれば評価は低い。なぜなら銀行の融資資金の返済は、利益から行われるからだ。利益が赤字=貸した金が返ってこない! と連想する。銀行員は新人時代に上司から、「決算書は下から見ろ(まず利益を見てから、さかのぼり売上を確認せよ!)」と教えられる。

一方経営者は、売上さえ増加していけば、事業が順調のように感じる。(売上さえ順調なら何とかなる、と感じている部分がある)。計数に弱い経営者は特に。

このように、銀行と経営者には、決算書の見方に違いがある。事業を拡大させたい経営者と、貸した資金を確実に回収したい銀行との立場の違いからくる見解の相違だろうと思う。

「銀行と経営者の決算書の見方の違い 」
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