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「大切なのは別れ際」と言う話

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事務所の近くのコンビニを毎朝利用する。

コーヒーを購入し、飲みながら新聞を読む。

店員によって接客対応は様々だ。入ってきた時は皆、一様に「いらっしゃいませ。」と愛想がよい。レジで精算をしたら、「ありがとうございました。」マニュアル通りだ。

サーバーでコーヒーを入れる。約1分。レジに背中を向け、後にする。その時、再度「ありがとうございました」と言う店員がいる。一方、社員同士で私語に勤しむ店員もいる。大切なのは、顧客が出店時に、背中に向かってお礼が言えるかどうか。

仕事でも同じだ。

契約が終了する際。転勤するとき、退職するとき。きちんと後始末を、挨拶をできているだろうか。利害が関係するときは、相手に対して愛想よく接することはできる。大切なのは別れ際だろう。

銀行時代の話だ。銀行は2~3年で転勤がある。転勤が決まると、気持ちが新天地にいってしまい、いい加減な引継で逃げるように去って行った担当者がいた。また、客先に引継の挨拶に行くと、これからお世話になるであろう新任者に、気持ちがいってしまう経営者もいた。現金なものだ、と寂しい気持ちになったものだ。

人間の本性は、去り際別れ際に現れる。色々な事情はあるのだろうが、折角いいお付き合いをしていても、最後の別れ際が残念だと、なんだったんだろう?と残念な気持ちになる。

私も、クライアントや仕事関係者とのお別れがある。クライアントとは契約終了やプロジェクトの終了であり、仕事関係者とは転勤や配置転換でのお別れだ。その際には、今お話ししたことを、自分自身できているか振り返り、注意して実行していきたいと思う。

「「大切なのは別れ際」と言う話 」
ご覧いただきありがとうございました。

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