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銀行取引に関するちょっとした疑問①~融資を申し込んだが返事がこない~

【はじめに】

今、この「はじめに」の文章を2020年4月に書いています。新型コロナの問題で、中小企業を取り巻く資金状況は厳しさを増しています。この記事にたどり着いた皆さんは、「融資を申し込んだけれど、返事がなくモヤモヤ」とされているのかもしれません。日本政策金融公庫など政府系機関は、融資の申し込みが「申込書ベース」であるため、こうした問題は少ないかもしれません(案件が多くて審査に時間はかかっているとしても)。

注意が必要なのは、銀行や信用金庫などの民間の金融機関です。以下記事に記載しているような可能性があるからです。今は特に金融機関も、在宅勤務など今までになかった取り組みをしており、組織内での情報共有が上手くいっていない可能性があります。

民間金融機関への融資申し込みは、社長と金融機関融資担当者の間で「口頭ベース」で行われることも多々あります。そのため、「言った言わない」の行き違いが発生することがあるのです。以下記事を参考に対策を立ててください。資金が間に合わなかったら、損害を被るのは会社になるのですから。

 

担当者が休んで、審査されていない

「金融機関に融資を申し込んだか、なかなか返事をもらえなかった」ありがちな話です。

例えば、融資を申し込んでいた若い担当者が、長期夏季休暇に入ったため審査がされていなかった、というケースがあります。銀行の場合、約1週間の連続した休暇をとります。その休暇期間に、上司が不正や顧客トラブルがないか、休暇をとった部下の行動チェックをする意味もあり、長めなのです。

担当者が案件を握りこんでいないか

結果的に返事を遅らされたうえに、案件は否決になり、次の手を打つ時間が少なくなった、ということも可能性としては考えられます。若い銀行員が、顧客から依頼された案件を握りこんだまま、休暇に入ってしまい、資金繰りに狂いが生じたパターンです。では、どうすればこうしたトラブルを防ぐことができるのでしょうか。

銀行融資トラブルの防ぎ方

まず融資を申し込んだ際、資金の必要時期を伝えます。それを伝えたうえで、いつ頃返事をもらえるか、確認します。

また、融資を申し込む際には、ぎりぎりにならないように注意します。運転資金であれば、理想は必要時期の2か月前。遅くとも1か月前には申し込みます。設備資金はもっと早く申し込みましょう。期限ギリギリの申し込みはそれだけで、不信感を持たれます。

そして、途中経過についても確認をします。「支店長に相談してもらえましたか」、とか、「稟議は作成して、本部に送ってもらえましたか」、などです。融資を申し込むという、弱い立場であることを意識し、確認しづらいことかもしれませんが、大切なことです。

自分自身で進捗をチェックする

銀行員に頼んでおけば、大丈夫ではありません。残念ながら後回しにされたり、握りこまれることもあります。そうならないために、言っておけば大丈夫と思わないよう油断しないことです。自社で進捗をチェックすることを、忘れないでおきたいものです。

 

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