雑誌を読んでいると、ソフトバンクが、米国のオンライン決済大手ペイパルと組んで、スマホ決済「ペイバルピア」を今年9月から開始しているという記事がありました。
スマートファンと運転免許証があれば契約でき、わずか1,260円のカードリーダーを接続するだけで、スマホがカード決済端末へと早変わりします。
ペイパルピアで契約すれば、ほぼ誰でも個人事業主としてカード決済加盟店になることができます。この加盟審査の緩さは、これまでの業界常識とかけ離れているようです。
初期費用や月額手数料は無料で、ペイパルピアの取り分は、決済金額の5%。通常飲食店などのカード加盟店は、カード会社に6~8%の手数料を払っていますので、単純にペイパルピアに切り替えると、飲食店などの利益率は向上します。現在取り扱いは、ビザ、マスター、アメリカンエキスプレスでJCBは検討中ということです。既存のカード会社にとっては、自社の利益率を激減させられる大きな脅威です。
例えば私であれば、コンサルタントフィーの回収を5%の手数料を払えば、ペイバルピアに代行してもらえるということです。孫社長は、一気に端末を配り、「日本の消費者のライフスタイルと小売店のビジネスモデルを変える」と発言しています。今後の動向に要注目です。
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