コンサルタントで独立するということ、今回はホームページ（以下ＨＰ）を作ることについて、お話したいと思います。
私の場合、独立して半年程度が経過した9月にＨＰを立ち上げました。なぜ独立してすぐに立ち上げなかったかというと、活動実績がなく、立ちあげられなかったからです。独立してすぐの活動実績がないときには、ＨＰのコンテンツがほとんどなく、中身のないものができてしまいます。ですから半年間はがむしゃらに活動して、ある程度活動記録ができてきた半年後にＨＰを作成しました。
コンサルタントでＨＰを作っている人は、特に地方では少数派です。ＨＰを作っても効果がないと思われているかもしれません。実はそんなことはないのです。うまく活用できれば、ＨＰの効果は大きいですよ。
例えば異業種交流会で、あなたに興味を持った経営者、セミナー講師で話に興味を持ってくれた受講者は、あなたのＨＰを検索します。その時、しっかりと整備されたＨＰを作成していたら、将来的に更につながりが深くなる可能性が高まります。逆に検索しても、ＨＰを作成していないため、ヒットしなかったら、販売機会をロスしているかもしれません。特に行政関係者はＨＰをチェックしていると思います。
最近はコンテンツを自分で制作することで、安価にＨＰを作成できるサービスもあるようです。
自分がＨＰを作成していないのに、販売促進に関する迫力あるアドバイスができるでしょうか。コンサルタントで起業する方は、できれば1年以内のＨＰ作成をお勧めします。うまく運用できれば（ＨＰに命を吹き込むのは自分自身です）、投資分はすぐ回収できると思いますよ。
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地方銀行に17年勤務しながら、2011年に中小企業診断士の資格を取得。資格取得後、独立開業。2015年に経済産業省から経営革新等支援機関に認定されている。
独立後13年に亘り、「金融のことも経営のことも両方わかる経営コンサルタント」として、
中小企業支援に携わる。経営力強化、赤字立て直し、財務体質改善、資金調達支援など、100社以上の支援実績がある。
金融知識、財務知識を活かし、中小企業の経営課題解決に特化した経営コンサルタントとして活動している（2024年時点）。
和田経営相談事務所代表 和田 健一
