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コンサルタントで独立するということ③~信用をつけること~

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昨年、コンサルとして独立した際、先輩に尋ねました。「コンサルタントとして活動していくうえで大切なことは何ですか。」

ベテランの先輩はこう答えました。「信用をつけることだね。」その時は、あまりにもオーソドックすぎて、ピンときませんでした。

でも今は意味が分かります。私が今から独立する方に聞かれても同じように答えます。独立したばかりの時には、信用がありません。サラリーマンとしての過去の実績は、起業したばかりのこの時点では、あまり関係ありません。(年数を重ねていくと、サラリーマン時代の経験が活きてきますが。)

どうやって信用をつけるのでしょうか。それは経験を積んでいくしかありません。最初は報酬より(当然生活していくための収入は必要ですが)経験が重要です。少し安くてもどんどん仕事を受けていきます。先輩コンサルタントのお手伝いをさせていただくのもよいでしょう。いわゆるかばん持ちです。

受けた仕事をきちんとこなしていくことで信用はついてきます。逆にそれしか信用をつける方法はありません。時間が経過し、経験が積み重なってくると色々なところから声がかかるようになってきます。仕事をする際私が気をつけていることは、発注者の想定を上回る、つまりいい意味で「期待を裏切る」仕事をすることです。受けた価格以上の満足を提供することです。

私の経験ですが、あるセミナーで講師をしました。その際、採算度外視で準備や調査を行い、満足していただいたことがあります。その後、セミナー講師とは別の仕事を発注いただきました。私が力を抜いて謝金分の仕事しかしなければ、次の仕事につながることはなかったばかりか、次回は声がかからないでしょう。

よく人脈とかネットワークがあるとか言います。起業した当初は、自分が思っているほど、自身のネットワークは機能しません。その人を知っていることと、そこから実際仕事が回ってくることは、全くの別物なのです。周りはシビアに見ていますよ。やはり地道に経験を積んでいくこと、予想を超えた仕事の質で満足を提供することが大切なのではないでしょうか。次回は「HPを作ること」についてお話します。

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