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助成金活用の注意点②

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助成金活用の注意点、前回は、「軌道修正ができない」というリスクについてお話ししました。

今日は、2つ目のリスク、「実は、助成金を活用するには資金がかかる」ということについて説明します。(前回お断りしています通り、前提条件を経済産業省系の助成金として説明します。)

このブログを読まれている方は、「助成金活用に資金がいる?お金がないから助成金を受けるのではないの?」と感じると思います。これが誤ったイメージなのです。

基本的に助成金は、必要資金の1/3、1/2、2/3、というように全額支給は少ないのです。(確認のため例えば、経済産業省のHPで調べてみてください。ただし、例外的に10/10のような全額支給の助成金も「まれ」にありますが、ハードルは高めです。)

そのため、不足部分については、自己資金が必要です。また、助成金は事業終了後、後払いのケースが多いです。ですから、助成期間中は、自身の資金で立替する必要があります。自己資金がなければ、銀行に借入することになります。例えば500万円(1/2の250万円助成)の事業をする場合、自身が500万円の資金調達をしなければなりません。

加えて、助成金には、対象にならない経費があります。助成金の種類によって違いがありますが、例えばある助成金では、人件費とか材料費等量産化のための経費が対象外だとします。結局500万円の事業が、600万円、700万円になり持ち出しが増加していくのです。

さらに注意が必要なのは、助成金の種類によっては、「助成期間中は、量産化して販売してはいけない」というケースもあります。研究開発が目的の助成金なので、研究開発に集中し、販売で売上を計上してはいけないという理由でしょうか。この辺りは、事前によく確認しておかないと思わぬリスクが発生します。

なぜこのようなハードルがあるかというと、助成金の原資がほとんどの場合、税金だからです。

「自己資金がある程度用意出来るぐらいの資金調達力」がないと、「事業がきちんと行われず、無駄になる可能性が高まる」と考えられるからです。また、「すべてを助成金に頼らず、企業としてのリスクもある程度とってください。」というメッセージなのではないでしょうか。

私は思います。「助成金があるからやってみるか。」これでは成功しません。しっかりとした計画、思いの延長上に助成金があるのなら、リスクを低減するために有効活用すべきだと。

実際、助成金のこうした特徴を把握し、自社の成長のため、有効活用している企業は存在します。本当にうまく活用しています。

というわけで、今日は「助成金を活用するには資金がかかる」というお話をしました。参考にしてみてください。

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「助成金活用の注意点② 」
ご覧いただきありがとうございました。

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