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信用保証協会 ~便利な保証制度①~

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今日から2回に分けて、信用保証協会のあまり知られていないけれど、もし使用できれば便利な「上級制度編」についてお話してみたいと思います。

まずは、中小企業特定社債(私募債)保証(以下保証付私募債という)です。

私募債とは、証券会社を通じて広く一般に募集される公募債(不特定多数の投資家を対象)とは異なり、少数の投資家が直接引受する社債のことをいいます。私募債は有価証券であり、銀行借入による資金調達(間接金融)とは異なり、資本市場からの直接的な資金調達(直接金融)の一形態と位置づけられています。

この私募債を信用保証協会の保証(80%保証協会、20%銀行)を付けて、銀行が引き受けするのが、保証付私募債です。以下制度の概要について説明します。(愛媛県信用保証協会HPより抜粋)

保証対象者:県内に事業の本拠を有し、原則として信用保証協会の定める保証対象業種に属する事業を1年以上営む中小企業者

資格要件:ストック要件1つ以上、充足。フロー要件1つ以上充足。(ストック要件は、自己資本比率、純資産倍率など。フロー要件は、使用総資本事業利益率、インタレスト・カバレッジ・レシオなど。詳細は、信用保証協会、取引銀行に確認してください。)

発行限度額:最高額5億6,000万円、最低額3,000万円

資金使途:運転資金、設備資金

保証期間:2年以上、7年以内

返済方法:満期期間一括返済と定時償還

その他:金利―固定金利 保証金額2億円超は担保要。

概要は、以上です。はっきりいってハードルは高いです。特に資格要件の各指標を満たすには、財務内容が良好である必要があります。

逆に言えば、銀行が、「保証付私募債を申し込んでみませんか。」と提案してきたということは、財務内容を評価されているということです。(銀行は事前に該当するかどうか調べて提案してきています。)私が営業をしていた時も、資格要件を満たしている事業者を抜粋し、提案セールスをしていました。その点は自信を持っていいと思います。

保証付私募債のメリットとしては、期日一括返済が可能で資金繰りが安定すること、2億円まで無担保で活用できること、銀行が私募債を引き受けたことの広告効果(私募債引き受けを銀行はプレスリリースします)、などです。

一方デメリットとしては、私募債の発行には、社債利息のほか、社債発行関連手数料、保証料、”ほふり”への新規記録手数料等の費用が発生し、通常の借入よりコスト高になるケースがあること、期日一括返済であり返済負担が大きいこと、などがあります。

興味があれば詳しいことは、取引銀行に聞けば教えてくれます。またもし、銀行が保証付私募債を提案してきたら、話を聞いてみるのもいいかもしれません。

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