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信用保証協会とは ③

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前回、前々回と、信用保証協会の特徴、便利な融資制度についてお話してきました。今日は、気になる保証料について説明したいと思います。

ずいぶん前の事になりますが、私が銀行若手時代、徐々に保証付融資が浸透し始めておりました。今でこそ保証付融資は企業側に認知されていますが、まだ当時は企業側に「保証をつけてまで融資をうけないといけないほど,当社は信用がないのか」というネガティブな受け止められ方をしていました。

この企業側の風潮が変わったのが、「不景気の長期化が進む中での銀行のプロパー融資減少と信用保証協会の積極姿勢」によるものです。今では保証協会付融資を受けうことは、ごく普通のことになっています。

以前の認知度が低い中で起こるトラブルは、(15年以上前の事ですが)保証料についての説明不十分によるものでした。銀行の営業担当者としては口頭で説明しているつもりでも、取引先に十分に伝わらず、実行後の明細書を見て、「保証料の説明をうけていない。話が違う。」ということもありました。(私ではありませんが)最近では、説明責任もあり、こういうことはないとは思いますが・・・。

では一体、保証料とはどういうものなのでしょうか。

信用保証協会のHPによると、「保証料は、日本政策金融公庫に支払う信用保険料・代位弁済に伴う損失の補てん・経費等信用保証制度を運用するうえで必要な経費に充当するものです。」とあります。簡単に言えば、費用を参加者全員で分担して負担する、いわゆる「生命保険の保険料」のようなものです。

ちなみにこの保証料、すべての借入申込者一律ではありません。平成18年4月から、「リスク考慮型保証料率体系」を導入しています。この改正で、それまでは、各企業一律であった保証料を各中小企業の財務内容に応じて0.45%~1.90%の9段階に区分しました。財務内容が良好であれば、保証料は安くなるのです。これは分かりやすく言えば、自動車保険で等級に応じて、保険料が変わるイメージです。

保証料の支払いについては、原則融資実行時に一括で差引して、銀行に徴求されます。ただし、融資金額2,000万円以上、期間2年以上であれば、分割返済も認められています。

保証料についての話は、以上です。今日まで、3回に渡り、信用保証協会についてお話してきました。参考にしていただければ幸いです。メリット、デメリットをよく把握したうえで、信用保証協会を有効活用してください。

今までは、基本的な保証協会の制度についてお話してきました。次回からは、保証協会の保証制度であまり知られていないけれど便利な制度「上級編」について説明したいと思います。

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