現在、ステーィブ・ジョブスを題材にした「スティーブ・ジョブス驚異のプレゼン」という本を読んでいます。
この本は、アップルの故ステーィブ・ジョブスが、新商品を発売する時に行っていたプレゼンテーションにスポットを当てています。そして、そのプレゼンを通して、ジョブスがどのように新商品を顧客に対して訴求していたのかを分析しています。その中で、はっとさせられる言葉がありました。
「顧客はなぜあなたの商品を気にかける必要があるのか?」がその言葉です。
顧客は、その商品に興味があるのではなく、自分自身に興味があるのだと。自分自身の悩みを解決する手段としての商品に興味を持つのだと。
なるほどと、すっと腹に落ちました。このシンプルながら、大切なことを忘れてしまうことがあります。
事業者と面談していると、「この商品は、いい商品なので売れるはずなんです。機能はこうこうで、今までになかった画期的な商品なんです。」という方がいます。いざ新商品を販売してみると思ったように売れません。
新商品を開発する前に、「顧客はなぜあなたの商品を気にかける必要があるか?」この質問と徹底的に向き合う必要があるのかもしれません。
翻って、自分のことに置き換えてみます。「顧客はなぜ、当事務所のサービスを気にする必要があるのか?」また、例えば細かいことで言うと、「顧客はなぜ私のブログを気にする必要があるのか?」独りよがりになってはいけません。顧客が何を求め、期待しているのか?
うーん、まだまだ。日々研究をしていきたいと思います。
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