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診断士2次試験とコンサル実務の共通点

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毎日季節外れの暑い日が続きます。

診断士2次試験受験の皆さんは、最後の追い込みに入っている頃だと思います。

私も9年前のこの時期に、2回目の2次筆記試験に向けて追い込んでいました。

受かることがまず第一なので、テクニック的なことを独学しながら研究していたことを思い出します。

テクニック的なことは、資格学校が教えるプロです。私は最新事情について、もうよく分からないので、少し違う観点から2次試験を考えてみたいと思います。

2次試験では、見たことがない問題が出る

2次試験の本来の目的は、コンサル能力を高めることです。

2次試験の勉強を重ねることで、ヒアリング能力、分析能力、解決策の提案能力、などが向上します。

いくら過去問や模擬試験で準備していたとしても、本番では自分が知らないことが、見たこともない出題形式で出ます。

4事例あれば、どこかで、見たことがない問題が出る確率は、かなり高いと思います。

コンサルでは、遭遇したことがない課題に出会う

このことは、コンサルの実務も同じです。

コンサル先で、今まで経験したことがないケースに、毎回遭遇するからです。

中小企業の経営課題や解決策は企業ごとに違いがあります。パッケージ化された正解などありません。

その都度、頭を悩ませます。考えて考え続けます。

本当に解決策が導き出せるんだろうか?とプロジェクト途中、途方に暮れることもあります。

しかし、プロなので、最終的には、支援企業に合った解決策を見つけねばなりません。

最初見た時は解けそうもない課題ですが、少しづつ解決の方法が見えてきます。

試験も似ています。

パニックにならないように、心を整える

一見全く分からない問題でも、限られた時間で厳しいですが、少しづつ解答欄が埋まってくことがあるでしょう。

大切なのは、パニックにならないこと。

実は私も受験生の時、見たことがない出題形式がでたので、頭が真っ白になりかけたことがあります。何とか踏ん張り、解答欄を埋めました。

頭が真っ白になり、舞い上がらないためには、心の準備をしておくことです。

「見たことがない問題が出て、あせる」。

「しかしその後、気持ちを強く持って、何とか切り抜ける」。

イメージトレーニングをしておくと、良いかもしれません。

2次試験で苦しむことは、その後のコンサル活動において、必ずプラスになります。

今は大変な時期だと思いますが、何とか頑張るしかありません。

暑い時期が続きますので、体の調子も整えながら、ラストスパートです。

 

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