先日、農業者とお話しする機会がありました。
その方は、農業者としてベテランで、以前より農協依存から脱却し、自身で販路を開拓され、奮闘されています。
ご子息も後継者としてその方が経営する農業法人に入社され、農業を頑張っています。会社経営は順調で、農業で十分生計をたてられています。今まで補助金も受けたことがないそうです。ここまで来るのに大変な苦労があったであろうと推測できます。
現在、農業の担い手不足が問題になっており、その原因と対策についてその方に聞いてみました。回答は極めてシンプルなものでした。
「農業しても食えないと思われているから、若手が来ないわけで。若者が農業をしたら『儲けることができる』と感じれば、担い手はどんどん増えるよ。」この言葉にすべてが集約されていると思いました。この方自身、農業で儲ける仕組みを構築するため、日々工夫と努力を重ねているのです。
農業で儲けて生計を立てる。簡単に言いますが、難しいことだと思います。しかし色々な工夫により、これを達成できれば担い手も増えてくるのではないでしょうか。実際この経営者は実践しています。
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