創業には人脈が必要とよく言われます。
私が考える創業後の人脈について少しお話してみたいと思います。
創業前から、銀行時代の人脈はリセットされ、白紙から開始だろうなと漠然と考えていました。それは正解でもあり、間違いでもありました。
正解の部分は、銀行時代の顧客は、やはり開業当初のコンサル顧客には結びつきませんでした。これはある意味当たり前です。今までは「銀行員の和田さん」とお付き合いしていただていたわけですから。また、コンサルの仕事内容は、実績を積むまで、何をお願いして何をやってもらえるのかが、分かりにくい面もあります。(業務内容明確化のため、HPを作成しました)この対策は、やはり自分が実績と信用をつけて、指名していただくしかありません。実力勝負の世界です。
間違っていた部分は、創業しても変わらず、お声掛けいただいた方が、ありがたいことに何名もいらっしゃったことです。今後に有効な資格試験の情報をいただいたり、クライアント獲得に繋がる情報をいただいたり、実績のない私に対してセミナーを発注いただいたり、当事務所のプロジェクトに参加して協力いただいたり・・・。こうして創業時にいただいた御恩は、いつまでも変わらず持ち続けようと思っています。
結びつきの強い事業パートナー関係を続けていくために気をつけたいと考えていることは、相手に依存しないこと、相手にまずメリットを与えること、そして御礼を形(情報や仕事内容)にしてお返しすること、です。
創業時の初心を忘れることなく、成長していきたいものです。
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