先日家族4人で愛媛FCのホームゲームの観戦のため、砥部のニンジニアスタジアムに出かけました。対戦相手はJ2首位のFC東京。長友選手が以前いたチームです。
当日は朝からあいにくの雨で、残念ながら観客は4,200人と予想を下回っていましたが、それでもファンは熱心に声援を送っていました。以前関係者とお話する機会があり、雨が降ると客足が「がくん」と落ちるという話を聞き、サッカーは天候リスクが大きいんだなぁと感じた記憶があります。
それでも会場に足を運んだファンを喜ばそうといろいろなイベントが企画されております。恒例になっているのは、愛媛県産品の物産展です。じゃこかつバーガーや柑橘ジュース、鯛めしなどが地元の販売会社のブースとして出展されて行列ができています。ファンにも周知されており、少し早い時間に会場入りして、食事をしてから、さぁ観戦です。
入場ゲートにはデータ読み取り機が置かれています。ファンクラブカードに電子チップが掲載されており、かざすと顧客データを読み取ります。空港の入場ゲートのような感じです。また、このファンクラブカードでグッズなどの購入も可能です。これにより、誰がいつ観戦したのか、会場でどんなグッズを購入したのかデータベースで把握できるようになっているのでしょう。
推測ですがおそらく、これらのデータを分析し、ロイヤルカスタマー(大切な顧客)を把握して、ロイヤルマスタマーに対しての特別なサービス(選手との交流会へ招待?)を提供しているのではないでしょうか。これらのサービスで優良顧客のハートをがっちりと掴みます。しっかりとしたマーケティング戦略をとれています。この点Jリーグはプロ野球より進んでいますね。
いつもはC席で観戦することが多いのですが、この日はSA席の最前列で観戦しました。前の人の頭を気にすることなく観戦でき、いつもと全然違って見えました。
残念ながら愛媛FCは試合には敗れてしまいましたが、楽しい1日を過ごせました。
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