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小売業の今後を占う①~スーパーマーケット~

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私たちの生活に密着している小売業・・・。身近なようで案外知らないこともあります。今日から何回かに分けて、小売業の今後について私見ですが、予想してみたいと思います。第1回目の今日は、スーパーマーケットについてです。

スーパー業界は、今やイオンとイトーヨーカ堂の2強時代に完全に突入しました。2012年2月現在で、イオンがグループ売上5兆2061億円、営業利益1956億円、イトーヨーカ堂が属するセブン&アイホールディングスが売上4兆7863億円、営業利益2920億円となっており、3番手以下は大きく引き離されています。

しかしながらこの2社は、ビジネスモデルが大きく異なっています。イオンがスーパー4割、商業施設開発2割、清掃・警備・クレジット2割とバランスよく営業利益を稼いでいるのに対して、セブン&アイは、セブンイレブンと金融事業で営業利益の8割をたたき出す、コンビニ企業グループです。

特にイオンはМ&Aを駆使し、規模を拡大させています。四国地方に目を向けると、イオンは年商3,000億円と地元大手企業であるマルナカを昨年買収しました。四国といえばマルナカとスーパーフジが2大スーパーです。一方のバックにガリバーがついたので、フジは今後大変な戦いが予想されます。

現在スーパーはGMS(総合スーパー)が好調です。しかしながら、このGMSという形態もコスト高と旧態然とした店づくりや品ぞろえにより、今後苦戦が予想されます。このGMSを脅かすのが、ユニクロ、ABCマート、各種ドラックストア、食品スーパーなどの専門店です。

専門店に比べて、商品や売り場の魅力に乏しいGMSの強みは、ワンストップショッピングの利便性とEDLP(エブリデー・ロープライス)です。近年ではGMSはEDLPを実現するために、PB(プライベートブランド)の開発に余念がありません。

いすれにしても、今後スーパー業界では2強とその他の格差が広まっていくのではないでしょうか。そうした中、地元スーパーが生き残っていくには、地域に密着した戦略が必要となってくるでしょう。次回はコンビニエンスストアについてお話します。

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