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小売業の今後を占う② ~コンビニエンスストア~

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小売業の今後を占う。第2回目の今日は、コンビニエンスストアについてお話してみたいと思います。

現在コンビニは、3強時代と言われています。上位から順にセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートです。

残念ながら四国にはセブンイレブンが一店舗もないのです。現在は、ローソン、ファミリーマート、サークルケイサンクスが新規出店でしのぎを削っています。特に攻勢を強めているのは、ファミリーマートです。

コンビニ業界は、昨年軒並み好業績を納めました。東日本大震災で利便性が見直されたことと、新たな顧客層の開拓に成功したことが理由です。今まではコンビニの顧客層と言えば、男性が主体でした。しかしながら昨今は、独身女性や高齢者も気軽にコンビニで買い物をするようになりました。地元スーパーの市場を浸食し、大きな脅威となっています。確かに高齢者にとっては、自宅から近く歩いて気軽にいける、品ぞろえも豊富になっている、店舗が狭いため、歩き回らなくてもよい、など色々なメリットがあります。今後も業態を変更しながら成長していくのではないでしょうか。

コンビニ各チェーン別の1店舗当たりの日販額(2011年度)は、セブンイレブンが67万円、ローソンが55万円、ファミリーマートが53万円、サークルケイサンクスが49万円とセブンイレブンが圧倒しています。この背景には、セブンプレミアムなどのPB(プライベートブランド)商品の成功があります。

ここで大手3社、各チェーンごとの差別化戦略について少し見てみたいと思います。

①セブンイレブン
宅配サービスの開始、セブンプレミアムの強化、PB商品を開発するための専用工場の強化、金融部門であるセブン銀行のATM手数料収入、首都圏への集中出店
②ローソン
生鮮野菜の本格導入、ローソンファーム(農業生産部門への進出)、4200万人のカード会員から得られる行動情報の分析を商品づくりに反映
③ファミリーマート
ITシステムへの大幅投資(5年に一度350億円)、Tポイントカードとの連携、PB比率の5割への引き上げ

それぞれのチェーンの色が出ていますよね。四国では、ローソンが20年前から出店し、先行していました。最近はファミリーマートの攻勢が強いです。後発のファミリーマートは、ほとんど大きな駐車場を構えています。昔から出店しているローソンは、駐車場の大きい店舗へ移設していますね。ちなみに我が家では、サークルKサンクスが人気です。(k’cafeがいいそうです。)

コンビニでは色々なサービスが可能です。公共料金の支払い、チケットの購入、保険の払込み、行政サービスなどワンストップで利用できます。今後もコンビニ市場は成長していくのではないでしょうか。コンビニで起業される方は、フランチャイズシステムの勉強が必要ですね。(フランチャイズシステムの注意点は→こちら

次回は百貨店についてお話したいと思います。

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