先日、報道ステーションを見ていると、スポーツコーナーでサッカー長友選手の特集をしていました。
長友選手は愛媛県出身なので応援しています。番組では長友選手の強みは「心」であると解説していました。松岡修三氏が長友選手にインタビューしていました。
今シーズン長友選手が所属しているイタリアのインテルは、監督が交代しました。前監督時代は、不動のレギュラーだった長友選手はベンチを温めることが多くなりました。しかしあるゲームで途中出場した長友選手は、粘り強いプレーで決勝点に繋がるPKを獲得し、それを機会にレギュラーを奪還しました。
松岡氏が質問していました。「監督が変わってベンチを温めていました。悔しくなかったですか。」長友選手は答えました。
「監督が代わってレギュラーを外されるということは、自分に実力がないということ。監督の責任ではない。」「世界一のサイドバックになるという目標に対して、まだまだ向上できるということ。やるべきことはたくさんある。」「レギュラーに定着し安住すると慢心がでる。常に競争環境に身を置きたい。」
何と前向きな発言でしょうか。徹底したポジティブ思考が長友選手の強みなのです。そういう長友選手ですから、試合に出れずにベンチを温めていた時にも、腐ることなくいつでも出場できる準備をしていました。この準備により、再度与えられたチャンスをものにすることができたのです。
この心の持ち方と準備は、マイナーからレイズに復帰した松井選手にも共通します。松井選手も開幕しても所属するチームが決まらない中、それでも試合に出場できる準備を整えていました。また、心の持ち方としては、いい時も悪いときもいつも平常心で取り乱すことがありません。(高校生で5連続敬遠をされた時も「作戦だから仕方がない」とコメントしていました。)
この2選手から学べることは、逆境においての心の持ち方と準備の必要性です。私も事業を行っていくうえで、参考にしていきたいと思いました。
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