起業する際には、練りこまれた事業計画書が必要だと言われています。その計画書の中には、市場調査、競合調査、狙いとするターゲット、商品やサービスの特徴、収支計画、などが記入されています。
果たして苦労してたてた計画通りに事業は進むのでしょうか。私の経験では、ほとんどの事業計画が後から見直してみると、その通りになっていないように感じます。
だから、そんなに綿密で分厚い事業計画は必要ないと思います。最初は、マイルストーンとしての簡単な事業計画書で十分だと思います。その簡単な事業計画を片手に、まずは走り出してみることです。その際、できるだけリスクを抑える工夫は必要です。例えば、投資額を抑えたり、テストマーケティングをしっかり行ったり・・・。走っている過程で、色々なことに気付きます。その時に事業計画を付け足したり、修正したりすればいいことです。
綿密な計画をしっかり立てなければ・・・。この気持ちが強すぎると、なかなか走り出せません。リスクを抑える工夫をしながら、まずは、簡単な計画書を片手に走り出してみてはどうでしょうか。
私は、起業者には、綿密な事業計画は必要ないと思います。