以前、今治のレストランで体験したこと、でもお話しましたが、飲食店にとって、ポイントカードをうまく活用すると、販売の促進に繋がります。
先日、家族で焼肉チェーン店に食事に行った時のこと。20時前に入店したにも関わらず、満席でした。帰りに会計を済ませた際、ポイントカードをもらいました。そのポイントカードが、ユニークなものでした。
そのチェーン店は、愛媛県内に7店舗あります。ポイントカードは、7店舗すべてを半年以内にスタンプラリーで回った顧客に対して、向こう1年間飲食代29％オフ（「にく」のごろ合わせで29％）という特典がついています。
スタンプラリーのゲーム性と、割引サービスをミックスさせ、顧客が「全店舗行ってみようか。」と思わせる仕掛けになっています。そして、全店いけないケースでも、3店舗集まれば、500円サービスという特典がついています。
顧客のリピート性を高めるための、おもしろいスタンプカードの活用方法だと思いました。
地方銀行に17年勤務しながら、2011年に中小企業診断士の資格を取得。資格取得後、独立開業。2015年に経済産業省から経営革新等支援機関に認定されている。
独立後13年に亘り、「金融のことも経営のことも両方わかる経営コンサルタント」として、
中小企業支援に携わる。経営力強化、赤字立て直し、財務体質改善、資金調達支援など、100社以上の支援実績がある。
金融知識、財務知識を活かし、中小企業の経営課題解決に特化した経営コンサルタントとして活動している（2024年時点）。
和田経営相談事務所代表 和田 健一
