会社を経営していると、売上が順調で、利益が上がっているはずなのに、なぜかお金が足りないことがあります。
原因は、売上代金の回収が遅れている、在庫負担が大きくなっている、業績の上昇で増加運転資金が発生している、借入金の返済額と財源がアンマッチ、など色々ありますが、これは事業をしていると十分ありえることです。
経営者は、銀行員の前で嘆くのです。
「何が原因か分からないけど、お金がいつも足りないんです。」
ここで問題なのは、お金が足りないことよりもむしろ、経営者がその原因を把握していないことです。
会社が成長ステージにある場合には、前向きな理由により、資金需要が発生することがあります。
これは銀行からすると、応援したい状況です。しかし、「なぜ資金が必要になるのか」「融資を返済できる財源は用意できるのか」など、その状況や原因を経営者が正しく把握できていないとしたら、銀行員は不安になります。
経営者は、自社の状況を正しく把握した上で、銀行員と対応する必要があります。
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