融資申込の際、銀行から「資金使途」を確認される。必ずだ。
なぜ確認するかというと、銀行は経験上、資金使途が不明確な融資は、貸倒れになる(返済不能)率が高いことを知っているからだ。
聞かれた際、「足らなくなるときに備えて」など、曖昧な回答は避けたい。
□融資を受けられない人は、
・何にどれだけ必要か把握できていないため、融資の資金使途が説明できない
□融資を受けられる人は、
・何にどれだけ必要かきちんと把握している
・設備の場合などは、相見積もりをとり、初期投資を抑制するなどの工夫をしている
資金使途を明確に説明できなければ、まず融資審査には通らない。運転資金であれば、今後の資金繰り表や事業計画書、設備資金であれば、設備の見積書や投資対効果表など、準備して申込したいものだ。