今回は、「経営改善計画書作成の流れ」についてお話したい。
当事務所の基本パターンは以下だ。
①作成依頼もしくは作成の提案
②経営者とのマッチング、内容に双方合意できれば契約
③現状把握、経営課題の抽出⇒(約2か月間)
④金融機関との意見調整(金融支援の内容など)
⑤経営改善計画書の策定(改善行動の検討・決定、計数計画作成)⇒(約1か月間)
⑥経営者同行で取引金融機関に説明、提出
以上のように、全体で3~4か月の期間をかけてじっくり取り組む。1回の面談時間は2時間程度で、10回から多ければ20回程度、面談回数を重ねる。時間をかけて企業を分析し、解決策を経営者と一緒に考える。
特徴は現状把握・現状分析に時間をかけること。経営者と一緒に創業当時までさかのぼり、会社の歴史や経営者の意思決定の傾向を確認する。その過程でいろいろな事が見えている。経営者自身が気付く。この作業がとても大切だと考えている。
次回は、「経営改善計画書作成の注意点」についてお話したい。
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