競合調査について話してみたい。
創業の際や、新規事業に参入する場合は、競合調査は必須だ。
□融資を受けられない人は、
・自分が参入する業界の先行業者の調査ができていない。そもそもどこが競合なのか把握できていない
□融資を受けられる人は、
・想定される競合先について、十分に調査を行い、自分の事業との比較表などを作成している
融資申込の際、銀行員に「貴社の競合はどこを想定していますか?」「どんな商品と競合しそうですか?」と質問されることがある。その際、答えに窮するようでは心許ない。
「競合はここです」、「競合商品はこの商品を想定しています」、と調査結果をまとめていると、銀行から評価されやすい。そして例えば調査を元に「価格力」「商品・サービスの力」「立地条件」「連携先との関係性」など、複数の着眼点から比較表を作成しておくと、より現実味が増す。
競合調査については、銀行から融資を受ける受けないに関係なく、やっておくことで自社の事業展開を客観的に見ることができる。実行しておきたい。