今日は診断士2次試験の話をしたいと思います。
私は2次試験の事例Ⅲが苦手でした。診断士2次試験はⅠ~Ⅳの4つの事例があります。事例Ⅰは組織・人事事例、事例Ⅱはマーケティング事例、事例Ⅲは生産管理事例、事例Ⅳは財務・会計事例という内訳になっています。
その中でも特に事例Ⅲの生産管理事例が苦手でした。逆に職業柄、事例Ⅳの財務・会計事例が得意でした。1年目の2次試験に失敗したのは、事例Ⅲで判定D(40点未満)をもらったことが原因でした。
失敗した後、生産管理が苦手な原因について分析しました。それは工場の勤務経験がないことはもちろん、工場の見学経験も乏しく、生産管理のイメージが湧きにくいことが主要因であると考えられました。
そのためどうしたものか、色々考え情報収集をしました。するとある受験生ブログに「ザ・ゴール」シリーズがよいと書いてありました。そこで、来年の2次試験まで時間が十分あることから、リフレッシュの意味もこめて、思い切って読書をしてみることにしました。
購入したのは「ザ・ゴール」のシリーズで、「ザ・ゴール」、「ザ・ゴール2」、「チェンジ・ザ・ルール」、「クリティカルチェーン」、「ザ・チョイス」の5冊でした。
詳細は割愛しますが、簡単に言うと、「生産工程には、ボトルネック(スムーズに生産するためにネックになる工程)があり、そのボトルネックに他の工程を合わせることで、全体最適を達成し、生産能力を高めることが大切である」という理論がベースになっています。
5冊ともストーリー性が高く、内容も充実していたため、楽しく学習することができました。また、読んでいるとあることに気が付きました。21年度の事例Ⅲが「ザ・ゴール」の内容に似ている・・・。
もし、私のように事例Ⅲが苦手で煮詰まったら、「ザ・ゴール」シリーズを読破することもいいかもしれませんね。でも、割と時間がかかり、面白くてはまってしまいますので、直前期には避けた方がいいかもしれません。
人気ブログランキングへ←ぽちっとよろしくお願いします。