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3月、9月になぜ無担保社債の引き受けが増加するか

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銀行が、「〇〇会社発行の無担保社債を引き受けしました。」と新聞やHPでニュースリリースするのを見たことがあると思います。9月、3月の決算期になると特に増えてきます。

私も現役時代に取引先に提案し、導入してもらったことがあります。融資ではなく、社債の引き受けですので、金利ではなく、手数料をいただくことになります。例えば社債の金額が1億円、期間が5年だったとします。融資であれば、3カ月とか6カ月とかの期間でいただく金利を、社債引き受けの場合は手数料として5年間先取りします。

だから銀行は収益確保のため、決算期に社債を提案し、引き受けします。

企業側からしても、メリットがあります。まず第1に、財務内容が優良でないと銀行は社債を引き受けしません。一定の自己資本や利益率などが必要となります。企業としても銀行に社債を引き受けてもらうことは一種のステータスになります。実際、「また5年後に再度引き受けてもら
える財務内容を維持したい。そのための励みにしたい。」とおっしゃった経営者もいました。自社の取引先に対しても「銀行から社債を引き受けてもらいました。」とPRすることができ、信用力が高まります。

第2に、5年間返済を求められないので、安定した資金繰りが可能となります。通常の運転資金だと例えば1年で返済を求められるケースもあります。社債だと長期間運転資金として安心して使用することができます。

第3に、担保が不要となることが多いということです。社債には保証協会付社債と、無担保社債があります。いずれも原則不動産担保は不要です。

こうして銀行、企業お互いの利害が一致し、社債引き受けとなるのです。デメリットは手数料が金利より高くなるケースがあることでしょうか。条件は銀行によって多少の違いはあります。

9月も大詰めを迎え、新聞の経済欄や銀行のHPに、社債引き受けのニュースが増えてくるかもしれませんね。

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