経営者に必要な能力として、我慢する力があります。
例えば、
新規事業の成果が出るまで我慢する力。
人材が育つまで我慢する力。
最新投資を我慢する力。
見栄を我慢する力。
最近は、スピードが評価される時代です。何でも速く速くです。時期など待たずに、何でも速くしないとチェンスを逃すと言う感じです。
携帯やSNSで、どこにいても捕まえられます。結果を急いで求められるので、ある意味大変になりました。
「結局すぐやる人がすべてを手に入れる」とか、そういうタイトルの本がベストセラーになっています。
チャンスを逃さずタイムリーに。。。世間の風潮はこうです。それも正しいでしょう。
色々な考え方があって良いのですが、私自身はじっくり検討することが多いように思います。(というか、過去の失敗から、できるだけ即答しないようにしています)。
判断基準を決めていることは、即決することもありますが、大概は、一晩寝かして決断します。
一晩寝て変わらなければ、その方向に決めます。
業種柄もありますが、あまり投資もしません。事務所、車、人材、あまりしません。事務所はありますが、7年間ほとんど変わっていません。車も創業してから7年間同じです。人も雇っていません。逆に書籍とか、自己啓発とか、広告宣伝費とか、接待交際費とかは、結構投資します。かけるもの、かけないもの、分けています。
経営してると、我慢することは大切です。ほしくても、時には時期を見てグッと耐えることも大切です。ここは我慢するときだと感じたときは、我慢します。費用対効果とかタイミングとか、重要です。
勝負するときは勝負します。ただ、見てすぐ、ほしいではありません。タイミングを計ります。良いタイミングというのは訪れます。
一か八かの面白みはないかもしれませんが、堅実で我慢できる、そして適切な時期に勝負できる経営者が、事業を継続できると思います。
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