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「営業利益マイナス」は倒産のカウントダウン!銀行が容赦なく融資を止める理由とV字回復の鉄則(2026年版)

「今期の決算書が上がってきたが、一番上の『営業利益』の項目がマイナス(赤字)になっていた…」

「助成金や不動産の売却益で最終的な利益(当期純利益)はトントンだから、まだ大丈夫だろうか?」

「本業の売上が落ち込んでいるのに、経費ばかりがかさんで現金がどんどん減っていく。どうやって立て直せばいいのか…」

愛媛県を中心に全国の優良企業の財務戦略を支援する和田経営相談事務所の見解は

愛媛県を中心に全国の優良企業の財務戦略を支援する和田経営相談事務所の見解は、決算書において最終利益が黒字であろうと、本業の儲けを示す「営業利益がマイナス」に転落した状態は、会社の心臓部(ビジネスモデル)が完全に機能不全に陥っている極めて『やばい(致命的な)』警告サインであり、これを1期でも放置すれば銀行からの融資は即座にストップし、黒字倒産へのカウントダウンが始まると断言します。

会社を経営していれば、様々な理由で赤字になる期もあるでしょう。しかし、赤字にも「許容できる赤字(一時的な特別損失など)」と、「絶対に許されない赤字」が存在します。
損益計算書(P/L)の中段に位置する「営業利益」。これがマイナス(赤字)であるということは、経営者にとって最も恐れるべき、後者の「絶対に許されない赤字」なのです。

この記事では、元銀行員の厳しい審査目線と、数多くの事業再生現場に立ち会ってきたコンサルタントの視点から、「営業利益マイナス」がなぜ会社にとって致命傷(やばい状況)になるのか、その残酷な理由と、手遅れになる前に赤字体質から脱却するための具体的な「4つの止血・改善ステップ」について徹底解説します。

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営業利益が赤字で頭を抱える経営者のイメージ

【図表の解説】営業利益マイナスの恐怖

  • ・本業をやればやるほど現金(キャッシュ)が流出していく絶望感
  • ・最終赤字よりも銀行から厳しく評価される「稼ぐ力の喪失」
  • ・内部留保や借入金で食いつなぐ「自転車操業」への転落

「営業利益マイナス」の残酷な意味:本業が死んでいる

まず、損益計算書(P/L)の構造を理解し、「営業利益」が何を意味しているのかを明確にしましょう。

営業利益=会社の「本業で稼ぐ力」

営業利益は、以下の計算式で弾き出されます。

【営業利益 = 売上高 - 売上原価(仕入・製造原価) - 販管費(人件費・家賃など)】

つまり営業利益とは、不動産の売却益や補助金といった「臨時収入」を一切排除した、御社が命を懸けている『本業のビジネスモデルそのものが生み出した純粋な利益』です。

なぜ「営業利益マイナス」は圧倒的に「やばい」のか?

ここがマイナス(赤字)になるということは、以下の3つの絶望的な事実を突きつけています。

  • 1. 商売の構造崩壊(売るほど損をする): 商品を仕入れて(作って)、人を雇って、店舗を開けて販売するという「日常の事業活動」をすればするほど、会社から現金が失われていく状態です。血垂れ流しの状態と言えます。
  • 2. 銀行融資の即時ストップ: 銀行の審査部が最も重視するのがこの「営業利益」です。本業で利益を出せない会社は、借入金の利息すら自力で払えません。「営業利益がマイナスの会社には、絶対に新規の運転資金を貸してはならない」というのが、銀行の絶対的なルールです。
  • 3. 誤魔化しの限界: 最終利益(当期純利益)が、補助金や役員からの借入金で一時的に黒字になっていたとしても、銀行は「本業が死んでいる」と一瞬で見抜きます。一時しのぎの資金が底を突いた瞬間、会社は即座に倒産します。

会社のお金が減っていくイメージ

「営業利益マイナス」に転落する3つの真因

営業赤字に陥る理由は、大きく分けて以下の3つしかありません。自社がどこで血を流しているのかを正確に特定してください。

① 売上高の致命的な減少(トップラインの崩壊)

長年の大口取引先からの契約打ち切り、競合他社の台頭による価格競争での敗北、あるいは商品・サービス自体が時代遅れ(陳腐化)となり、固定費を回収できるだけの「売上(客数×単価)」が作れなくなっている状態です。

② 売上原価の異常な高騰(粗利の圧迫)

近年の物価高騰、円安による仕入価格の急騰、エネルギーコストの上昇を、「顧客離れが怖くて、販売価格(売値)に転嫁できていない」ケースです。売上は立っていても、粗利(限界利益)が極端に薄くなっているため、どれだけ売っても販管費を賄えません。

③ 販管費(固定費)のメタボ化

売上や粗利が減少しているにもかかわらず、バブル期や好業績時のままの過剰な人員(人件費)、無駄に広いオフィス(地代家賃)、効果測定をしていない広告宣伝費や社長の交際費など、身の丈に合わない「固定費」を垂れ流し続けている状態です。

V字回復への処方箋:血を止める「4つの改善ステップ」

営業利益のマイナスは、放置すれば確実に会社を死に至らしめます。1期目でも赤字が出た(あるいは出そうな兆候を掴んだ)瞬間に、社長は自ら大ナタを振るわなければなりません。

STEP1:残酷な「現状把握」と「真因の特定」

まずは「勘と経験」を捨て、数字(データ)で事実を直視します。
決算書や月次試算表を分解し、「どの部門が、どの商品が、どの取引先が赤字の震源地なのか」を冷酷に特定します。社長自身が現場に入り込み、営業や製造の担当者から「なぜ売れないのか、なぜコストが下がんないのか」を徹底的にヒアリングしてください。

STEP2:痛みを伴う「止血(コスト削減と撤退)」

売上を上げるより、コストを下げる方が圧倒的に早く確実に現金(キャッシュ)を残せます。
ただし、会社の強み(技術力や優良顧客へのサービス)を削るような一律カットは厳禁です。社長の役員報酬カットや無駄な交際費の全廃はもちろんのこと、「赤字を垂れ流し続けている不採算事業・不採算店舗からの完全撤退」という、痛みを伴う決断を即座に下してください。

[関連記事:銀行が嫌う決算書?赤字なのに役員報酬・交際費が多額]

STEP3:勇気を持った「適正価格への値上げ」

原価が高騰している現代において、「値上げから逃げること」は経営の放棄です。
原価計算を正確にやり直し、「この価格で売らなければ会社が存続できない」という適正な価格(値上げ)を顧客に提示してください。その結果、離れていく顧客(赤字顧客)を追ってはいけません。残ってくれた優良顧客に、より高い付加価値を提供することに全力を注ぐのです。

[関連記事:値上げに成功する方法|値上げ根拠計算シートで原価・利益を把握]

STEP4:外部専門家(405事業等)と銀行のフル活用

社長一人で抱え込み、借入金で一時しのぎ(赤字補填)をするのは絶対にやめてください。
金利上昇局面(短プラ・TIBORの上昇)にある2026年現在、無駄な借入は将来の利息負担で会社をさらに首を絞めます。
自力での再建が難しい場合は、迷わず我々のような外部の財務専門家(認定支援機関)を頼ってください。国が費用を補助する「経営改善計画策定支援事業(405事業)」を活用し、銀行が納得する精緻な改善計画(リスケジュール等)を叩きつけ、腰を据えて本業の再生に取り組むのです。

[関連記事:405事業(経営改善計画策定支援事業)を使って赤字経営を立て直す!]

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直近2期の決算書データを基に、当社の「営業利益がマイナス(あるいは悪化傾向)に陥っている最大の真因」が、売上減少(トップライン)、原価高騰(粗利率の悪化)、固定費の膨張のどれに起因しているか、元銀行員の厳しい目線で客観的に特定してください。その上で、銀行からの融資ストップを回避するために、当社が今すぐ実行すべき「痛みを伴う止血策(コスト削減・不採算事業からの撤退等)」と「限界利益を改善させるための値上げ交渉の方向性」を3つ提案してください。

※アップロードされたデータはAIの学習には一切使用されません。当事務所のプライバシーポリシーに基づき、機密情報は厳重に保護されますのでご安心ください。

【まとめ】営業赤字は「1期目」で必ず仕留めろ

「営業利益マイナス」は、会社という人体が大量出血を起こしている状態です。「来期は景気が良くなるだろう」という甘い期待(外部環境頼み)は、そのまま死に直結します。

  • 1. 最終利益が黒字でも、「営業利益のマイナス」は本業の死(銀行からの融資ストップ)を意味すると肝に銘じる。
  • 2. 赤字の原因が「売上不振・原価高騰・固定費過剰」のどれかを数字で特定する。
  • 3. 借入で時間を稼ぐのではなく、即座に不採算事業の撤退と値上げ(止血)を断行する。
  • 4. 手遅れになる前に、専門家と405事業を活用し、銀行を巻き込んだ抜本的な再生計画を実行する。

営業赤字は、経営者に対する最大の試練です。しかし、逃げずに現実と向き合い、正しい手順で大ナタを振るえば、必ず会社は再び強い「稼ぐ力」を取り戻すことができます。


「自社の決算書から『営業赤字の本当の震源地』をプロの目で正確に特定してほしい」「銀行からの融資ストップを回避し、405事業等を活用して抜本的な経営改善計画(値上げ・コスト削減・不採算撤退)を一緒に作ってほしい」と本気で願う経営者様へ。

和田経営相談事務所は、耳障りの良い言葉だけを並べるコンサルティングは行いません。元銀行員としての厳しい審査目線と、数多くの事業再生現場で培った泥臭い実務経験に基づき、御社が営業赤字という致命傷から最短で脱却し、圧倒的なキャッシュ創出力を誇る強靭な財務体質へと生まれ変わるための「血を流す改革」を徹底的に伴走いたします。

※銀行を騙すような悪意のある粉飾決算や不誠実な資金調達のご相談につきましては、対応できかねますので何卒ご了承ください。

自社の現状を正しく把握し、本気の経営改善・財務強化を目指す方は、ぜひ一度当事務所へご相談ください。

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