前回お話したように、出向して挫折感を味わい、奮起して資格を取得して、結果独立しました。
退職したからといって、愛媛銀行に対しての愛着は弱まるものではなく、今でもメインバンクとして利用していますし、一緒に仕事もしています。現在ネガティブな感情はありません。お世話になったなぁ、今の自分があるのは愛媛銀行で失敗も成功も含めて、色々勉強したからだなぁと思い感謝しています。大事にしていただいた上司や先輩、顧客はもちろん、厳しく指導いただき評価されなかった上司についても、結果的には今の自分の糧になっています。
このシリーズを書いていて、自分の銀行時代を振り返り独立へのルーツを探っていくと、あるパターンが見えてきました。
①人生には良いことと悪いことが定期的に起こる。いかに悪いことをプラスの要因につなげるかが、人生全体をプラスにもっていくうえで大切である。
私の場合で言えば、一見悪いことに見えたことは、坂出支店への転勤や県の団体に出向にだされたこと。そこで腐るか腐らずベストを尽くすかで将来が変わってくる。不遇な時にこそ、次のステップを睨んだ準備が必要である。
②すべて点に見える事柄も、振り返れば線で繋がる。無駄なことなどない。
折り合いが合わない上司、仕事上の失敗、納得のいかない配属、絶頂からの転落。いずれのネガティブな事象も今の自分を形成するために必要だったことである。点で見える事柄も後から見れば、確実に線でつながっている。無駄な経験などない。
特に今、苦しい立場に置かれている人、失敗をしてしまった人に強く言いたいと思います。失敗した時や苦しい時こそ、次のステージに向けての準備期間であると。ここでどれだけ準備をしたかでその後の展開が拓けていくと。自分次第です。
私もいつまでも自分のルーツを忘れず、事業に取り組んでいきたいと思います。
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