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中小企業診断士は、市場にどう向き合えば良いか①~情報発信の考え方~

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診断士も経営者である

独立系中小企業診断士は、中小企業経営者の支援者であるとともに、自身が経営者でもあります。

経営者であれば、現在中小企業診断士(以下;診断士)を取り巻いている環境を分析し、今後どう進んでいくか、自分なりに考えておく必要があると思います。

何回かに分けて、私なりの外部環境に対しての対応の仕方をお話ししてみたいと思います。

 

診断士は食えない資格と言われる

私はそうは思いませんが、世間的には診断士は、「食えない資格」と言われることがあります。

実際私も7年前に独立したときに、色々な方に心配されました。

「診断士の資格では食えないだろ」と、面と向かって言われたこともあります。

なぜでしょうか?

活動していて感じていますが、経営者から見て「業務内容が分かりにくい」、「何ができる人か、何を頼んでよいか分からない」からだと思います。

診断士には、他の士業のように、業法で保証された独占業務がありません。税理士や弁護士、司法書士に、何を頼んでよいか迷う経営者は、少ないと思います。しかし診断士には、何を頼んでよいか、分かりにくいのです。

であるから、診断士は、他の士業以上に経営者に知ってもらうための情報発信が重要です。情報発信について、少しお話ししますね。

 

初期ステージで、セミナー講師を積極的に

私自身、最初の3年間は、セミナー講師を積極的にやりました。

依頼されるセミナーはもちろん、自主企画セミナーも開催しました。

セミナーは準備が大変ですし、「受講者が少なかったら恥ずかしい」「満足度が低かったら主催者に迷惑をかける」とか、色々気を遣います。

一方、メリットとしては、「セミナー講師の仕事をしています」とアピールできること、資料を作ったり多人数の前で話すためには準備が必要で、準備を通じてノウハウが蓄積され自分のスキルが上がること、などがあります。

 

ホームページは、最強の営業ツール

次に、ホームページの運用を強化しました。

開業して1年目にホームページを開設し、積極的にブログ発信に努めました。最近は更新頻度が減少しましたが、最初の3年間は、1日1本を目標に記事を作成していました。

ホームページは、文句を言わず365日24時間働き続けてくれる、強力な営業ツールです。自分の分身のようなものです。

ブログ記事作成にあたっては、アクセス解析を活用しました。グーグルアナリティクスやグーグルサーチコンソールです。

閲覧者の傾向を分析し、ホームページ作りに役立てています。

 

フェイスブックは、ビジネスページ中心の運用

Facebookは、最初は結構やっていましたが、個人ページの運用は、だんだん頻度を減らしました。

今は、ビジネスページ(Facebookページ)の運用を中心にやっています。プライベート発信は少なめです。

広告機能を積極的に活用しています。年間予算を決めて有料広告を配信しています。目的はホームページへの誘導です。

このように、情報発信を強化し、「診断士とは何ぞや、何ができるのか」、知ってもらうための動きをしています。

次回は、AI時代の到来と診断士の関係についてお話しします。

 

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