本日、第49回瀬戸内成長戦略研究会を開催しました。
講師は私で、内容は「M&Aを活用した事業承継の手続き」について。
中小企業庁が発行している「事業引継ぎハンドブック」を活用して、事業承継の流れや診断士としての支援方法について、メンバーとディスカッションしました。
M&Aと言えば、監査法人や弁護士事務所のイメージが強いですが、診断士としてこの分野に貢献できるとしたら、事業デューデリジェンスかなぁと常々感じています。
当該企業の財務諸表に掲載されない強みや弱み、業界独自の特性、業種の特徴、事業フローの中での問題点や課題、企業文化が業績に与えている影響など、事業の内容がしっかり分析できることが診断士の強みだと思います。この分野は、絶対に他の士業に勝っている必要があります。
活発な意見交換も行われ、今回も有意義な勉強会になりました。
当勉強会は、瀬戸内地区の診断士を対象に原則月1回(土曜日)、松山市で開催しております。講師はメンバーの持ち回りで、参加費は無料です。随時新メンバーを募集しております。独立系、企業内診断士を問いません。ご興味をもたれた方は、当事務所ホームページ「中小企業診断士勉強会メンバー募集」欄からお気軽にご連絡ください。