今週末は、いよいよ中小企業診断士2次試験です。
受験される方は、色々な思いが交錯していることでしょう。私の場合は、1度不合格しましたので、2次試験を2度受験しました。
1度目は勢いで何も考えず、しかし2度目はラストチャンス（2度不合格すると、振出しにもどり、1次試験から受け直す必要があります）で、追い込まれた気持ちで受験したのを思い出します。
受験される方は、万全の準備をされて臨まれることでしょう。しかし、いくら過去問を繰り返し準備をしても、本番では想定外のことが発生する可能性があります。私も2回目の事例Ⅲなどは、頭が真っ白になった記憶があります。
頭が真っ白になったときは、周りの人間も同じ状況になっている可能性があります。まずは、「ああ、自分は今、想定外の問題にぶち当たり、動揺しているな」と認識しましょう。そして深呼吸をして（周りに邪魔にならない程度）もう一度取り掛かりましょう。かならず突破口は見えてくるはずです。
そして事前に、「想定外の問題が出てきて、動揺する自分」をイメージしておくことが有効かと思います。動揺するイメージトレーニングです。これをしておけば、本番で「ああ、この動揺する自分。これも想定内だ。」と落ち着いて取り組めるかもしれません。
いずれにしても、今から焦っても時間がありません。今までやってきたことを信じて、ゆったりとした気持ちで体調を整え、本番で自分の力を発揮してください。応援しています！
地方銀行に17年勤務しながら、2011年に中小企業診断士の資格を取得。資格取得後、独立開業。2015年に経済産業省から経営革新等支援機関に認定されている。
独立後13年に亘り、「金融のことも経営のことも両方わかる経営コンサルタント」として、
中小企業支援に携わる。経営力強化、赤字立て直し、財務体質改善、資金調達支援など、100社以上の支援実績がある。
金融知識、財務知識を活かし、中小企業の経営課題解決に特化した経営コンサルタントとして活動している（2024年時点）。
和田経営相談事務所代表 和田 健一
