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コンサル実務から中小企業診断士2次試験の攻略法について推測する

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中小企業診断士1次試験をクリアし、2次試験に進まれる方、おめでとうございます。

私も2次試験をクリアしてから時間が経過してしまいました。現役の皆さんの方が、2次試験の攻略法について余程詳しいかと思いますが、コンサル実務から考えた、2次試験攻略のポイントについて、考えてみたいと思います。

中小企業診断士試験は、資格取得後、中小企業経営者に経営に関する助言を行うための、訓練の位置づけです。この訓練基準をクリアした人が、国家資格という形で、国からコンサルタントとしてのお墨付きをもらいます。

であるならば、経営助言実務と試験解答のアプローチは、近いものがあると考えられます。

2次試験は、組織、マーケティング、生産、財務の4事例に関して、記述方式と記憶しています。この4つとも確かに中小企業にとって重要な項目です。組織がしっかりしていないと戦略が実行できませんし、マーケティング力がないと商品やサービスが顧客に届かず売上に結びつきません。経営を数字で把握する財務戦略も重要です。

『事例出題者』=<中小企業経営者>と置き換えて考えると、『事例文』=<経営者からのヒアリング内容>、『設問』=<経営者から専門家への質問事項>と考えることができます。

であるならば、

①コンサル実務では課題解決のヒントは、社内にあり、経営者自身の中にあるが、表にでて来ていないことがあります。同じように試験でも、ヒアリング事項(事例文)の中に、課題解決策に繋がるヒントが隠されており、かつ経営者の考えている今後の方向性が示されているはず。それを正しく読み取ることが大切です。コンサル実務では、「経営者の話を正しく聞き取るヒアリング能力」ということになります。だから自分の思い込みで事例文を読み込むと、実務では経営者の考えを正しく聞き取れないことになります。当然試験においては、評価が低くなります。素直な気持ちで経営者の考えを読み取りましょう。

②設問は、経営者から専門家への質問です。自社が抱えている課題の解決策について、専門家に助言を求めています。この助言に対しても、経営者が考えている方向性を踏まえた助言が必要となります。経営者は業界のプロです。専門家といえど、業界知識では劣ります。事例文に書かれた経営者の考えや、外部環境などを考慮して、その会社の方向性に合ったオーソドックスで適切な助言をしましょう。奇をてらった斬新な提案などは必要ないと思います。

③最後に、コンサルの現場でもいくら良い案を持っていても、経営者に正しく伝わり、納得してもらい、行動に移してもらわなければ、良い診断士とは言えないと思います。答案は、コンサル実務で言えば経営診断書です。誰が読んでも分かりやすい(読みやすい、解答者の意図が伝わりやすい)答案にしましょう。

まとめると、助言内容は事例文の中にヒントが隠されており、それを拾いながら、自社の方向性や経営者の想いに合致した提言・助言を、分かりやすく簡潔に行う。加えて解答群に一貫性を持たせる。コンサル実務の報告書と同じです。

コンサル実務と試験の違いは、試験には時間がない(1事例80分)ということです。焦りの中で、良い答案を作成する必要があります。そのためには訓練が必要です。

残された2か月強の時間の中で、できることは限られます。過去問の徹底反復(「ふぞろいの合格答案」などを参考にすると良いと思います)が大切だと思います。

そうはいっても、解答へのアプローチは、100人いれば100通りあります。正直どのアプローチが正確かもわかりません。でも基本線は、上に述べたようなことかなぁ、と思います。難しく考えすぎず、シンプルにいくと良いかもしれません。

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ご覧いただきありがとうございました。

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