中小企業診断士更新のための「理論政策研修」を、広島で受講してきました。
中小企業診断士の資格は、5年に一度更新の審査があります。その際、更新要件として、診断士スキルを向上させるための研修、「理論政策研修」を5年で5回(つまり1年に1回)を受けておく必要があります。この研修は、全国の都道府県毎に組織されている、どこの診断協会で受講しても良いことになっています。
私は、愛媛で行われた研修の際、日程の都合がつかなかったため、準会員として所属している「広島県診断協会」で受講してきました。
研修テーマは、「経営改善計画の作成方法について」。まさに今取り組んでいる仕事が、経営改善計画の作成なので、大変旬な題材でした。
特に印象に残ったことは、「現状分析が一番大切」というところでした。現状分析で問題点さえ把握できれば、改善実施施策は、その問題点をどのようにつぶしていくか、を考えるだけである。
私は、「実施施策がどれだけ実現性が高いものになるか」が、大切だと考えていたので、このようなシンプルな考え方もあるのか、と大変参考になりました。正直、今忙しい時期で、研修に対して面倒な気持ちがありましたが、受講して良かったと思います。
研修講師などの仕事が増え、アウトプットする機会が多くなりましたが、こうした自分の知識をインプットする機会も、貴重だと感じたのでした。