銀行時代を含めた以前から、業績不振企業の経営者について、気になることがあります。
失敗や業績不振の原因について、自分以外の外部に理由を求める傾向があるということです。「景気が悪化したから」「銀行が融資を渋ったから」「取引先が倒産したから」「流行が変化したから」・・・。
逆に、業績が良好な企業の経営者は、失敗や不振の原因について、自分や自社の中に原因を求めます。「自分の判断が誤ったから」「もう少し何か対策が立てられていたのではないか」・・・。そのため反省し、原因を追究、次回から対策を立て失敗を繰り返しません。だから失敗からの立ち直りも速いのではないでしょうか。