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銀行の担保の話⑤~時価と担保評価~

御社が銀行に担保を差し入れているとしたら、銀行からその担保物件は、どの程度の担保価値で評価されているでしょうか?

実は自分が思ったほど銀行は、担保価値を評価していません。銀行員と経営者の間では、融資を申し込んだ際、よくこういうやり取りがあります。

経営者:「追加融資を申し込みたいんだけど。」

銀行員:「追加の担保はありますか?」

経営者:「すでに御行の担保に入れているでしょ!融資残高も減少しているし、枠が空いているはずだよ」

銀行員:「残念ながら、現在担保評価割れとなっています。」

経営者は十分担保価値があると考えていますが、銀行から見ると担保評価割れで、信用部分がでている。追加融資をするには、追加担保が必要な状態になっている。

これは経営者が、担保物件を実勢価格(時価)で見ていることに対して、銀行側は時価から補正した担保価格で評価しているからです。経営者は時価、銀行は担保価。この基準の違いなのです。

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