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ショッピングセンターで保険も買える時代

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先日、新聞を読んでいると「生命保険小売店舗が拡大」記事がありました。

内容は①生命保険の代理店が増加しており、ショッピングセンターなどにどんどん展開している。出店ペースは何年か前の4倍になっている。②それに伴い、既存の大手生保営業職員(保険レディ)が、ピーク時から半減(20万人減)した。③保険代理店のビジネスモデルは、複数の生保商品を扱い、比較検討したうえで消費者にいい商品を提案する。④手数料は顧客からもらわず、生保会社からもらう。
というものでした。

ここから今後どんな変化が考えられるか考えてみました。

①これからも生保から脱サラする代理店起業組が増える②国内生保は、代理店に手数料を払わなければならないため、収益力が低下する。③大手生保が自社で直営型小売店舗をもつようになる。④代理店と生保直販の競争が激化する⑤代理店の収益モデルがくずれ、更に付加価値が必要となる。

仮説ですがこう予想してみました。儲かる市場には競合が出現します。そこで更に付加価値をつけ、ニッチな儲かる市場を開拓する必要が出てきます。

私たちが新入社員の頃、新人研修の昼休みに、お菓子袋を抱えた保険のおばちゃんが食堂に大量に押し寄せ、新人たちは訳も分からず、必要のない保険を勧誘されていました。勧誘文句は「若いうちに入っておくと保険料が安くなるから」でした。それもまだ社会に余裕があり、持ちつ持たれつの風潮があったからの光景でした。

現在は、外資系保険の男性ライフプランナーによる提案型セールス、インターネット保険、そして小売店舗型代理店と販売チャネルも多様化し、消費者がじっくりと自身の保険について考える時代になりました。

ショッピングセンターで保険も買える時代、新聞の記事をみて、ビジネスの変化は予想を超えて進んでいくんだなぁと感じました。

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「ショッピングセンターで保険も買える時代 」
ご覧いただきありがとうございました。

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