日本政策金融公庫は、国民生活事業における2012年度の創業融資の実績を公表しました。
融資先数19,469社(前年度比3,004社)、融資額1333億円で2008年のリーマンショック以降最高の実績になりました。平均すると1社当たり、約7百万円を借り入れをして事業を開始していることになります。創業融資の中でも特に、「女性、若者/シニア起業家資金」の伸びが目立っているようです。
どんどん創業融資が伸びることは、地域経済の活性化や雇用機会の創出にはプラスではありますが、今までの実績から考えると、残念ながらその分早期廃業も増加することになります。私も創業者だから分かりますが、勢いでできるようほど創業は簡単なものではありません。
しっかりとした事業計画、リスク管理が必要になります。それをして、しっかり準備したつもりでも、それでも色々想定外は起こります。一つ一つクリアしていかなければなりません。
特に設備投資や人員雇用を伴う創業は、借入金の返済や固定費の支払いがセットになり、思った以上に大変です。売上も予定していた通りには上がってきません。
当事務所では創業のそうしたリスクを少なくし、創業者が夢を実現するためのお手伝いをしております。スタートしてからでは中々軌道修正が難しくなります。創業希望者の方、事業をスタートする前に、どうぞお気軽にご連絡ください。