先日、新聞を読んでいると、ローソンが愛媛県愛南町の農家と共同で農業生産法人「ローソンファーム愛媛」を立ち上げた、との記事が出ていました。
かんきつ類の「河内晩柑」などの農産物を関東や関西、中四国のローソンなどで販売するそうです。また一部を、プライベートブランドの飲料として加工するということです。地元愛南町では先進的な農業をしていることで知られている「河野園芸」がローソンと連携します。
セブンイレブンなど他のコンビニと品揃えで差別化を図りたいローソンと、生産技術は高いが、都市圏の販路に弱い地元農家。双方の思惑が一致したのでしょう。3年後には農地面積8㌶、売上高1億円を計画しているそうです。
先だって、愛媛県とローソンが提携を結びましたが、その流れの第一弾です。TPPで農業の危機が叫ばれる中、こうして新たな成長ステージを目指した動きも活発化してきていますね。