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違っている融資姿勢

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アベノミクスで政府が前のめりの中ではありますが、個人的には金融機関の融資姿勢が変わらないと、景気はよくならないと思っています。

いくら中小企業や起業家がリスクをとって事業をしたいと思っても、資金調達ができなければ、何もできないからです。このブログでも何度かお話しましたが、例えば3月から始まった創業補助金に対する融資姿勢もどちらかといえば消極的です。期待を込めて、金融機関には今こそ自身もリスクをとって、地域経済の発展に貢献してほしいと思います。

さて、横並び意識が強い金融業界にも少し変わった融資スタンスの銀行があります。以前から気になっていたのですが、その銀行は「東京スター銀行」です。外資が入っているからか、融資スタンスも少し違っているように感じます。

その東京スター銀行、4/15から不動産担保ローン老舗の「アサックス」と提携し、「中小企業応援ローン」を発売しました。内容は「中小企業の会計に関する指針」に準拠した財務諸表を作成している中小企業に対して、アサックスが債務保証を行ったうえで、東京スター銀行が3.75~6%(保証料込)の金利で融資を行うというものです。融資金額は500万円以上2億円以下。融資期間は1年以上5年以内(1年単位。更新可。)

他行借入借換えOK、抵当権が複数ついている不動産でも担保可、ということです。金利は少し高めですが、「中小企業の会計に関する指針」に準拠した財務諸表に関する融資制度という面は、独自性があって良いですね。

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