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農業の行く方向を考えてみる③~植物工場について~

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農業の行く方向を考える、第3回は植物工場についてです。最近植物工場で作られた野菜を口にすることが多くなりました。

日本では2008年の農商工連携促進法の制定以来、政府は「植物工場を農商工連携分野の最重要施策と位置付け」、補助金をつけるなど後押ししてきました。

では、一般的な露地栽培と比較して、植物工場での栽培はどのような特徴があるのでしょうか。

植物工場は、農地以外にも建設できますし、小規模のものなら投資負担も少なくて済みます。農業特有の天候リスクがないので、販路さえ確保できれば中小企業にとっても参入障壁が低い点が魅力です。実際私の周りでも植物工場を検討しているという話を聞くようになりました。

植物工場は大別すると、太陽光利用型と完全人工光型があります。特に日本が強みを持っている人工光型は、自然環境に左右されず、屋内環境を人工制御することで1年を通じて安定的な生産・出荷が可能。病害虫の侵入を遮断することで無農薬栽培など、安全・安心な農作物を育てることができ、栽培用の棚を多段式にすることでスペース効率を高めるなどのメリットがあります。

一方では太陽光方式や露地栽培と比較して、初期投資や電力量等コスト負担が大きくなるため、商品単価が高くなり、販路をどう開拓していくかが問題となります。

そしてまた、こうした日本の植物工場のノウハウは、中近東やアフリカなど乾燥地域であるため露地栽培が困難な地域に、プラントとして輸出されていく可能性もあります。植物工場、今度の動向に要注目です。

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ご覧いただきありがとうございました。

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