動き出した補正予算、第2回目の今日は、地域需要創造型起業・創業促進補助金についてです。
なにやら長い名前ですが、要は創業者や第2創業者が事業を開始する際の補助金です。当初の新聞報道では、女性、若者を対象と言う話でしたが、どうやらその縛りは無くなったようです。
こちらも事務局は現在公募中であり、詳細は事務局決定後に発表になると思いますが、現時点で私が掴んでいる内容についてお話したいと思います。
対象者は、起業・創業および第2創業する個人及び中小・小規模事業者であり、以下の①~③の要件を満たすものです。
①既存技術の転用、隠れた価値の発掘(新技術、設計・デザイン、アイディアの活用等を含む)により新たなビジネスモデルを構築する事業であること
②認定支援機関たる金融機関又は金融機関と連携した認定支援機関により事業計画の策定から実行までの支援を受けること
③以下の類型のいずれかに概ね合致するものであること
イ 地域の需要や雇用を支える事業を興す「地域需要創造型起業・創業」
ロ 既に事業を営んでいる中小企業において後継者が先代から引き継がれた場合などに、事業転換や新事業・新分野に進出する「第2創業」
ハ 海外市場の獲得を念頭とした事業を興す「海外需要獲得型起業・創業」
補助上限額は、イが200万円、ロが500万円、ハが700万円で、補助率は補助対象経費の2/3です。募集期間は、間もなく開始になるはずで、26年3月末までです。全国で8,000件程度の採択を見込んでいます。ちなみに愛媛県では85件程度を目安として採択を見込んでいる模様です。
相談には、取引金融機関や地元の商工会議所などが乗ってくれます。我々民間コンサルも相談対応しますよ。募集要項等詳細の発表は、事務局決定後となりそうです。
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