昨日から岡山県で参加している6次産業化プランナーのコーチング研修2日目。中四国各県から21名が参加していました。
本日は、農業者の相談対応をロールプレーニング形式でやりました。相手から引き出すコーチングに主眼を置いて。講師の先生は、農業者から「引き出して。引き出して。答えは相談者の中にある。」と何回も繰り返します。勉強になった面もありましたが、現場で活動しているプランナーとして違和感を感じました。題材にした農家さんも、現時点では総合化事業計画に申請する段階ではない気がしました。
聞くことは確かに大切だけれど、我々プランナーは、限られた訪問時間の中で、聞く時間とアドバイスする時間をバランスよく保つ必要があるのではないか。聞くこと以上に、事業者が気づいていない視点で的確な提言をしていくことが大切だと思います。果たして、プロかつ忙しいプランナーを土日に遠方から集めてやるレベルの講義だったかどうか。疑問が残りました。もちろんアンケートには書きませんでしたが。そう考えると記名式のアンケートなど、本音を書く人は少ないのかも知れません。
収穫は、たくさんのプランナーと交流が深まったこと。色々意見交換する中で、仕事の手法で尊敬できる方、今後連携していきたい方にも出会うことができました。そうした意味ではプラス面が多い、岡山での研修でした。今日は辛口になりました。
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