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中小企業診断士合格発表者数から考えられること

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昨日、中小企業診断士2次筆記試験の合格発表がありました。全国で2次口述試験に進める人数は約1,200人。

例年の800~900人と比較するとかなりの増加。不景気で資格人気が高まり、「母数である受験生の数字が飛躍的に増加していること」が一つの要因と考えられます。もう一つの要因として、中小企業庁の「中小企業の応援団である『中小企業診断士』を増加させていこうという方針の影響」が考えられます。それは、今年の合格率が例年の20%弱から、25%に上昇していることからも推測できます。2次筆記試験は、マークシート方式で絶対評価の1次試験と違い、相対評価で合否を決定するからです。

現在、全国で中小企業診断士は約2万人。うちほとんどが企業内で活躍する企業内診断士。我々のような独立系診断士は一握りです。税理士は全国で20万人いると言われていますので、その約10分の1(独立系で比較すると100分の1とかになるのでは?)。絶対数が不足しているのです。絶対数が不足している原因は、「中小企業診断士が税理士や司法書士、弁護士のように独占的な業務をもたないので独立しづらい」という事情があります。

しかし私は、一見弱みに見える独占業務をもたないということが、実は強みになりえるのではないか、と考えています。そのお話は、次回してみたいと思います。

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「中小企業診断士合格発表者数から考えられること 」
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